年々ビールの消費量が落ちていく中、ノンアルコールビール(正しくはビール風味飲料と言うそうですが…)の人気は上がっているそうで。
「飲酒運転の取り締まりが厳しくなったから」「宴席でお酒を飲めない人が、気分だけでも・・・と、」などがヒットの理由とされております。
私の知り合いには、朝出社した際に呼気のアルコールチェックをされる輩もおりまして、彼曰く「前日の夜 8時までに飲酒を終わらせないとアルコールチェックに引っかかる。」こともあると。でも、その時間までに晩酌を済ませるのは至難の業。止むを得ず晩酌を断念するか、ノンアルコールビールで我慢すると言うのですよ。夜8時がタイムリミットって、私のライフサイクルでは絶対に無理ですな。
まぁ そのような要素も「ビール減、ノンアルコールビール増」の一因になっているのではないかと感じるこのごろ、ノンアルコール日本酒、ノンアルコール焼酎、ノンアルコールワイン、果てはノンアルコールカクテルと、モノづくり大国ここにありとばかりに新商品が続々誕生しております。
きっと凄い技術の結晶なんでしょうけど、例えばノンアルコールワインって・・・
ぶどうジュースじゃダメなんでしょうかねぇ?
それよりもアルコール飲料の効用というものが あまりにも軽視されているように思うのは私だけでしょうか?
・
・
・
・
お医者さんにカフェインが多い飲み物を禁じられて
ノンカフェインの紅茶を買いました。
飲んでみましたが
正直言って、全く美味しくありませんでした。
カフェインも含めて
紅茶の美味しさなのだと実感しました。
そういう意味では
ノンアルコールのお酒っていうのも
どうなんでしょうねぇ。。。
様々な要素が複雑に絡み合って一つの個体を構成しているんですから、
その中の一つだけを有害だからと言って排除したら、全体のバランスが崩れて別モノになってしまうと思います。そもそも有害か有益かなんて見る角度で変わりますし。
長い歴史の中で洗練されてきたものほど、そういう傾向にあると思います。