マイタのブログ

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基本の「き」

2008年04月03日 | 日記・エッセイ・コラム

自分の無知をさらけ出していると恥ずかしい反面 良いこともあるもので、「この本、面白いですよ」 と、割烹のご主人さんが親切に教えてくださいました。早速買ってきて読みましたねぇ002~。

ちょっと前の話ですので本屋さんにはもう売ってないかもしれませんが、これは分かりやすくていい本ですな。「懐石と会席の違い」とか、出汁の話、和食の作法などなど…  知らなかったことや 知ってたけど自信がなかったことなどが分かり易く解説されております。

習うより慣れろ・・・ということで30代後半ころから、恩師が勉強のためにと私をいろんなお店に連れて行ってくださるものですから、多少は作法も身についていたつもりでしたが、当然ながらまだまだ知らないことだらけ。

3年ほど前のロサンゼルス・タイムズの別冊「Food」での特集『寿司通(つう)になる』という記事を読んで、カウンター越しに板前さんと会話することの大事さや、「醤油を皿にたっぷり入れてはいけない」「ガリをネタに載せて食べてはいけない」などのマナー編、さらにはネタ選びのコツなどまで熱心に学んだ上で寿司屋さんの暖簾をくぐる、日本人にも勝る寿司の楽しみ方を知る米国人が増えているそうです。

日本の食文化が外国で評価されるのはとても嬉しいことですが、本家本元の我々日本人の中にも知らな過ぎる人が少なくない(私もその一人)ことを認識する必要がありそうです。「おいおい日本人、和食の作法を間違えてるよ」 と、外国の方々から指摘されることになったら笑えませんからねぇ…。

Photo ただ、作法という言葉のせいか、「和食=高級」と勘違いされてる向きもあるようですが、聞いてみると昔の人は当たり前にやっていたことなんかも多いんですよね。食生活が欧米化したおかげで忘れられたもの、たとえば箸の持ち方ひとつでも今では作法と言えるでしょうから。

これはうちのかーちゃん自慢の『ぬか漬け』。

これだって立派な和食です。身の回りにもたくさんの和食が溢れていますし、肩肘張らず日常の延長だと思えば結構気楽に身につくことが多いような気がしますけど、どんなもんでしょ?

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2 コメント

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これは買い!と思って、早速Amazonで見たら、 (太鼓持)
2008-04-03 14:41:58
中古品1,400円から1,987円で断念しますたー。(T_T)

さすが、人気ある号なのですね。
みんな目の付け所が同じなのねぇ。
返信する
さすが太鼓持さん 素早いですね~(^^)。 (マイタ)
2008-04-03 16:17:15
でもこの本、常識のない私には参考になりますが
太鼓持さんが読んだら 「なーんだ、こんなものか」って
思うかもしれませんよ。

なんにしても、「食」 が話題になるのはいいことですよね。
返信する

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