日本酒の原料は米、ということで農林水産省の資料より。
醸造用玄米というのが俗に言う「酒造好適米」、単に「酒米」と言うと本来は若干違うのですが今では曖昧になってます。(醸造用玄米と酒造好適米が同じ意味ならば なぜの二通りの呼び名があるのですかと当局に尋ねたことがありますが、その辺の話しは今日は置いておきます。)
文字通り酒造りに適した性質を備えており、またはそうなるように改良されるなどして現在107品種以上が登録されていると言われています。お酒の造り手は理想とする酒質になるように品種ごとの特性を考慮して使い分けています。「山田錦」とか「五百万石」などはその代表格、日本酒に興味が無いかたでもご存知かも知れませんね。
そして同じ品種でも等級があり、どの等級にも当てはまらない等外もあります。また、同じ品種でも産地や栽培法で品質に違いが出るのは食用米と同様で。
ちなみに2019年の資料によりますと日本全国で生産されたお米全体に占める酒造好適米の割合は約1.3%。
・・・貴重品ですな。
できるだけ品質の良い米で美味しい酒を造り、手ごろな価格でお客さんの元へ・・・ そんな気持ちで酒造りに勤しんでいる酒蔵さんをたくさんの人たちが飲んで応援してくださっております。ありがたいことです。そしてその人たちにもっと喜んでいただけるような酒造りを… という良い循環が日本の酒を支えてきたんですねぇ。
お酒はこころの潤滑油、適量で楽しめば明日への活力になります。よーし、がんばろーーー!
ということで本日も日本酒で乾杯!
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