そう言えば、昨年の秋ごろにアメリカの上院議員が議場で着る服をめぐってすったもんだ言っている記事がありましたっけ。従来のドレスコードであるスーツとネクタイを必須とする派と、それを廃止して自由な服装を…と言う議員とのやりとりの。
某新聞社の記者は「スーツとネクタイが持つ意義は何だろうか。」と切り出し、それは男性の模範的なオシャレの意味合いが大きく、「高価で、上流で、洗練され、紳士気取り。」であると。また、「普通の男性有権者が着用する服装とは正反対な服装である。」と、やや批判的にも感じられる言葉に続けて、現代の特にアメリカ社会(のことかな?)では、「ネクタイを締めるのは社会的システムの頂点にはいないことを表す。」と。さらに、今ではどこでもカジュアルな格好で自分らしさを表現する若手ハイテク起業家に「取り入らなければならない投資銀行員の制服」とか、「億万長者のボディーガードの制服」、「精力的なセールスマンの制服」と、その具体例を挙げてます。 この記事書いた人、なにかスーツとネクタイに恨みでもあるのかな?と思ってしまう私ですがおっしゃることは分かる気もします。
終わりのほうで「議員は国民に仕える立場にあることを示す必要がある。」と書かれていて、ザックリひと言でまとめたらそういうことなのね・・・と、このかたの視点がよく分かりました。カッコに拘ってる暇があったらもっと国民の役に立つ仕事しろよ!って言いたいんですな。
政治の世界なんてよくわからない私には賛成とも反対とも言えませんが、結局ドレスコードは死守されたらしいと聞いてちょびっとだけ残念な気持ちになったのは確かです。
問題提起する人の存在って大事ですよね。
昨日の朝は霧が出ました。明日がいい日でありますように。
それでは本日も日本酒で乾杯!(^o^)丿
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