一日中 酒のことを考えているんですし、

　ここ最近では比較的明るい朝を迎えましたねぇ。

AM６：３０ころは　まだ西の空にまんまるいものが浮かんでました。




台風並みの風で雲の流れが速く、天気が目まぐるしく変わります。

午前中、用を足しに出た車の窓には雨が白い固体になって貼りついたりして。








信号待ちの交差点、ふと見上げた老舗の酒屋さんの看板には広島のお酒の名が堂々と。

以前、銀座のお寿司屋さんでアメリカの大統領が飲んだお酒ですね。その直後はなにかしら話題になったようですが、それよりもお土産に渡された山口県のお酒「獺祭（だっさい）」さんのほうが注目されたのは、やはり勢いというものでしょう。






とかく手に入り難いものほど貴ばれるのはいつの世も変わらぬことで、お酒の業界でも過去にはさまざまな銘柄が「幻の・・・」などと言われました。話題になっているお酒を飲んでみたいと思うのも酒飲みの正常な反応ですから、ミーハーだなんて言っては失礼なのです。飲んでみて自分の口に合うか試すのは自然な行動ですよ。そのように「一度飲んでみたいな。」と、お求めになられるかたがたにどうにかして供給したいと思う造り手の心情も分かります。が、そこでどのような対応をするかが酒蔵の将来に大きく影響するのですよねぇ。

兎にも角にも、信念を持って自身が目指す酒造りを貫いてくださる蔵元さんのお酒を、言いかえれば、本当の意味でお客さんのお役に立てるお酒を、当店はおすすめしていきたいと思っております。