暑い暑いと言いながらも八月が終わりますね。月が変われば清酒業界では円やかに熟した秋上がりの酒がポツリポツリと蔵出しされます。俗にいう「ひやおろし」ですな。
さて、ご存知の方も多いと思いますけども、私は「日本酒一合運動」なるものを密かに実行しておりまして(http://maita.mo-blog.jp/attarimaeda/2010/07/post_5057.html)、時期的にしばらく音無しめにしておりましたが、九月の声を聞けば本領発揮ですよ。
ちなみに、内務省が大正十年から十四年にかけて全国を対象に行った調査によりますと、
●14万4,118名のうち 「酒を常飲する者」・・・ 9,802名(6.8%)
「酒を飲まない者」・・・ 11万9,194名(82.7%)
とのこと。 以外ですねぇ… その頃でも実はお酒を飲まない人がこれほどまでに多かったとは。 まぁ 時代背景を考慮して多少誤差があるとみても驚きの結果に変わりはありませんわ。
そしてその頃から 「徐々に大勢の人が少量の清酒を嗜む形態になるよう」業界は努力するべきであると唱えていたかたがいらっしゃったのです。なんか、時空を超えた仲間を得た思いで嬉しいですなぁ。少量飲酒が健康の秘訣であることは証明されているわけですし、是非とも皆さまにご協力いただきたいと願っておる次第です。
もっとも、その第一歩は「美味しいお酒であること」は忘れておりませんよ。
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宮尾酒造さんの仕込蔵入り口近くに掲げられている書。きれいな筆使いと夢のある言葉が大好きです。
(宮尾さん、勝手にブログに載せてすみません。)
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