大黒正宗 吟醸なまざけ
720ml 1,458円(税込)
新もの、入荷しました。
14日の当ブログでも申しましたが、日本酒業界の新年度は7月1日から始まります。「酒造年度(Brewery Year、略してBYと表示することもあります)」と呼ばれております。
そして昨年(平成31年)の6月30日までは「平成30酒造年度(BY)」でした。しかしその時点で元号が変わっておりましたので「30酒造年度」の次は「1酒造年度」となり、31酒造年度は存在しません。
そのような流れにより2期分のお酒が並ぶとこうなります。
江戸時代、上方から樽廻船で運ばれてくるお酒は大消費地・江戸の人々に「下り酒」(上方から来るから)と呼ばれて大変人気がありました。
仕込みの一部に玄米または粗白米を用いる「片白(かたはく)」に対し、すべて精白米で造る上等のお酒を「諸白(もろはく)」と呼ぶようになったのは平安末期と言われておりますが正確なところまではわかりません。「南都諸白」、「伊丹諸白」などその時代ごとの銘醸地の名と合わせて使われていたと言われてますので、どうあれ旨い酒を讃える呼称であったことは間違いないようです。当時の江戸の吞べえたちは「下り諸白」と聞いただけで顔をほころばせたことでしょう。『マイタのブログ(2020年3月13日)より』
お酒好きの皆さん、どうぞ格別の下り諸白「大黒正宗」をご賞味くださいませ。
それでは本日も日本酒で乾杯!