実りの秋、酒造りの「はじめの一歩」はここからです。
それでは佐渡からクニちゃん(佐々木 邦基くん)のレポートをば。
これは両尾地区の田んぼかな?
金鶴 酒米日記
「ササキの掲示板・その七」
先日の雨風で心配になり、大吟醸用にお願いしている越淡麗の田んぼを見に行きました。
山の棚田で栽培するお米はゆっくりと実るためその分雨風にさらされるリスクも多くなります。駆け付けてみると倒れているコシヒカリが多いなか(越淡麗は)しっかりと立っていました。
倒れやすいと言われた越淡麗ですが適量の肥料で上手く育てると最後まで倒れずに育ってくれます。
収穫まであと一週間、良い米となりますように。
誰が何と言おうと酒造好適米の王者は兵庫県産の山田錦だと私は思っております。
ただ、新潟には新潟の地の利というものがありますから、地元の気候に適した酒米で最高の品質を目指そうとの心意気には呼応したいですわ。
新潟県で山田錦を栽培する農家が増えている中で、山田錦を一粒たりとも使わない金鶴の酒造りが、今年ももうすぐ始まります。