どうやら皆さん お正月まで我慢出来なかったようですな、このとおり早くも空き瓶を散見するということは。
どうしてもご贈答用になりがちなお酒ですが、有難いことに近年ご自宅で飲んで下さるお客さんが増えているのですよ。都市部の酒屋さんでは珍しくないのでしょうけど、私の店では特筆すべきことなのであります。
空き瓶業者のH浦さんからは、「今年はどんな出来だ?」と聞かれましたが、「飲みたいけど飲んでないから分かりませんよ。」…などと嘯いたりして。 「なんだお前、飲みもせずに売ってるのか!」 腐れ縁というか、付き合いが長いもので私に対しては遠慮のないH浦さん、嫌味や憎まれ口は日常茶飯事。また始まったね。「アンタの分が無くなってもいいんだったら飲むよ。」 こちらも遠慮なく言えますので気楽なものです。 夏に宮尾酒造さんで呑み切りに寄せてもらってますからね。おおよそのところは分からないでもないのですよ。まぁその時のお酒とこの品が全く同じとは言いませんけど。
基本的に入荷したお酒は試飲した上で販売しておりますが、数量に限りがある商品に限ってはこのようなこともあるのです。っていうか、このお酒ぐらいですけどね。
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