配達中、車内のラジオから聞こえた 男女二人のパーソナリティの会話。
「ちょい不良(ワル)オヤジって、どんな人のこと?どのくらいの加減を言うのかしら?」
「ああ、最近よく使われてる言葉ですね。 さてー 何が基準なのやら…?」
「夜、コンビニの前でしゃがんでるとか…?」
「そういう不良とは ちょっと違うような…」
こんな感じでしばらく続きましたが、結論は
「自分の奥さん以外の、10人の女性の誕生日にプレゼントを贈る人」
ってことで一件落着。 なるほど 分かりやすい。つまり外見じゃなくて生き方の問題ってことね。ひとことで言ったら『粋(いき)な男』だわな。
同性・異性を問わず友人が多く、キレイな女性と親しくしててもキチンとわきまえて家庭を大切にしてるから心配することもない・・・ そんなカッコイイ生き方が出来る旦那だったら奥さんも嬉しいでしょう、きっと。 そう考えると、ちょいワルオヤジって昔でいう『旦那さま』みたいですな。もっとも、ちょいワルオヤジという言葉を使い始めた人がそう思ってるかどうかは分かりませんし、粋な生き方にもいろんなバリエーションがあるでしょうから、決めつけるのは良くないですけど。
ちなみに私は、粋な男など程遠い人間ですが、手作りの料理を肴に日本酒を飲むのが好きだという点では、いつか『粋な日本人』の最後尾くらいに昇格する可能性はあるかな?と、勝手に思ってます。まあ『粋』か『野暮』かは人さまが決めることですから、深くは考えてませんけどね。
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