気がついたら既にお昼過ぎ、激しい空腹感を覚えて松尾大社を後にします。
はてさて、どこで腹ごしらえしようか… 目の前には待ってましたとばかりに観光地色たっぷりの和風レストラン(食堂かな?)。 なんの下調べもしてこないので特にあてもないけど、生まれてこのかた観光客向きのお店で美味しい食事に出会った経験は皆無…こういう時は人に聞くのが一番だな、ということですぐそこの交番へ。
入口の引き戸を開けると、どことなくお笑い系の空気が漂う年配おまわりさん(風)が三人、「すみませーん、美味しい和食が食べられるお店を探してるんですが・・・」
おまわりさんA「うーん、美味しい和食ぅ~いうても… そこ、かなぁ~」と、先ほどのお店を指差してます。「(やっぱりそうきたな)あそこ、美味しいんですか?」 「さあ、わし食べたことないから…」 目の前で働いてる人が食べたことがない?こりゃ除外。
おまわりさんB「この道路をもう少し向こうに行くと イタリアンのお店があるわなぁ。」 「いや、和食がいいんですけど…」 「和食か~、う~ん、イタリアンのお店があるんやけどなぁ…」 これも却下。
おまわりさんC「嵐山なら いい店あるけどなあ」 よし、もう考えるのも面倒くさい、電車で一駅の嵐山へGO!
『しゅうてん~ あらしやま~』 嵐山といえば湯豆腐、湯豆腐といえば… 交番だ。 てくてくてくてく・・・・・・・ 渡月橋を渡りもう少してくてく歩いてようやく交番発見。「美味しい湯豆腐やさんどこですか?」
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・ここの日の食事内容[
[ 湯豆腐・冷奴・胡麻豆腐・がんもどき・揚げだし豆腐等々 ]
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いや~ さんざん歩きまわったあとの湯豆腐の美味いことったら、写真がなくて残念ですが、食いしん坊の娘も喜んでおりました。
こんなにあっさりしたものでも十分御馳走と呼べるんですから、やっぱり和食は凄いねぇ・・・。