この4月から新潟市は政令都市になります。
日本の食料自給率40%に対し、新潟市は67%と、政令都市内では圧倒的に高い水準なんだそうで、そのような特性を活かして「農業資源と高次都市機能の調和・共存」というテーマの下に『田園型政令市』というカタチを目指すとのこと。住む人、訪れる人すべてが都市の魅力と自然の魅力を実感し、豊かでゆとりのある生活を満喫できることが『田園型政令市』実現の意義、と新潟市農業構想に書いてありました。
さらに、いろんな数字が出てたのでその一部から… 平成17年の新潟市の耕地面積は34,330ヘクタール、農業就業人口は22,737人。10年前に比べ面積で1,175ヘクタール、人口ではナント5,251人の減少。その10年の間に一部地域合併が行われましたので本来ならば耕作地も農業人口も増えてていいはずなんだけど、何故減少したのか?農家の人たちは知ってます。ちなみに減少分の1,175ヘクタールというのは、新潟スタジアム(ビッグスワン)320個分、または前田商店89,000棟以上に相当するという想像すら出来ない広さ… そんなに莫大な農地が放棄されたことは日常生活の中からは知る由もありませんでしたが、もっと関心を持たなきゃイカンなぁ・・・。それに農業就業人口22,737人のうちの50.8%、11,550人が65歳以上の高齢者だといいますから、こりゃーかなり深刻ですぞ。(あくまでもこの資料が正しければですが)このまま若者が農業から離れていったら、果たして日本の農業の未来はどうなるのか?
ちょびっと理屈っぽくなってしまいましたが、今の私に出来ることは国産の農産物を食べること、やっぱりこれしかないですヮ。日本酒飲んでご飯を食べましょ!