こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

今、「朝日訴訟」に学ぶ

2012-10-21 22:33:59 | 社会保障
午前中は、条南小学校で行われた市の防災訓練に参加。

「いざ」と言うときに、どれだけ情報が届くだろうか?
届いたとしてもどれだけ、冷静に行動できるだろうか?

昨年の6月議会で、民間のマンション等に協力を求め「津波避難ビル」として指定することを提案した。「とにかく、今できることをしなければ・・・」と考えたのだが、実際にはかなり難しいことだろうとも思っていた。正直、一年余りで100を超える避難ビルの指定になるとは思っていなかった。
担当職員の方々の努力、地域の皆さんの協力と理解に感謝したいと思う。

しかし、それでもやっぱりいざと言うときに・・・と考えるとどれだけ、それが生かされるだろうか?とも思う。

日頃から家族や隣近所の方たちと「万一の時」の備えについて話あっておくことが一番かと思う。

暑いくらいの日差しのもとで、たくさんの皆さんが参加されました。

午後は大阪難病連結成40周年記念の朝日健二さんの講演を聞きました。

生活保護の支給額が「健康で文化的な生活」を保障するものでないと訴えた「朝日訴訟」から半世紀。命かけた闘いが私達に残してくれたものの大きさを、あらためて思う。

会場で求め、帰りの電車の中で読んだ小さなパンフレット。



当時の1ヶ月600円の生活扶助費は憲法と生活保護法の保障する「健康で文化的な最低限度の生活」の水準に達していないとして「違法不当」なものと談じた東京地裁の判決文を書いた元裁判官、小中信行氏の手記。

病床に朝日茂さんを訪ねたときのことなど、なんとも暖かい。
戦後まもなく、新しい憲法に忠実に、政治の貧困を裁き「人間の尊厳」を守ろうとして法律家がいたことを知る。

きょうは他にもいろいろあったが、思い切って出かけてよかった。



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