「泉大津市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画推進委員会」という会議が開かれ、傍聴した。
3年ごとに「計画」を作り、65歳以上の保険料も決める「介護保険事業計画」。
来年度からの「第8期計画」の素案が確認された。
「高齢者の孤立死防止の推進」と言う項目がある。
「高齢者の生活実態の把握」「孤立死防止の取り組み」・・・。
帰宅して、手にした夕刊の一面に「都会の闇 最期は13円」の記事。
大阪市内のマンションの一室で、餓死した68歳の母と娘。
水道、ガスが止められた部屋で、気づかれることなく数カ月。
新聞の購読料、水道代の滞納、給水停止・・・どこかで困窮のSOSをキャッチすることはできなかったのだろうか?
夏に私たちが取り組んだ「市民アンケート」でも、匿名で追うことはできないがとても心配ないくつかの書き込みがあった。
どうか、SOSの声をあげて欲しい。
市役所の窓口は「来てよかった」と思える対応をして欲しい。
すでに65以上の高齢者は25%、「4人に一人」以上となっている。
あたたかく支えあうまちへの希望を。
「計画」素案へのパブリックコメントは12月25日から、年末年始をはさんで1月25日まで実施とのこと。