~「介助される側」と「介助する側」~
井上吉郎さんは、京都市長選挙の候補者として私の記憶のなかにもある。
FBで毎週月曜日の「無言宣伝」の姿をよく拝見していた。
61歳の誕生日を前に脳幹梗塞で倒れ、14年。
井上さんが「連れ合い」と呼ぶ池添 素さん。
池添さんが「相方」と呼ぶ井上さん。
14年間を綴る二人の二重唱のような一冊。
「人間らしく生きるとはどういうことか?」
答えは、そんなに遠くないところにあるような気がする。
私の大切な人、私がいろんな話をしたい人、いろんなことを一緒にしたい人・・・そんな人たちにぜひ「読んで」とお勧めしたい1冊です。
著者;井上吉郎
池添 素
発行所 ウィンかもがわ