こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

74年目の夏

2019-08-17 22:13:51 | 憲法・平和
15日、台風10号の動きが気になりながら、「後援会ニュース8月号」の編集をしていました。

夕方からの強い雨。

雨音を聞きながら、PCに向かいました。


原水禁大会に参加した望月亮佑さん(日本共産党18区国政対策委員長)の手記を掲載しました。

一緒に送っていただいた写真は残念ながら掲載できず。単色の印刷の限界、スペースの関係で。


せめてここにアップさせていただきます。寄稿いただいた手記と共に。




原水爆禁止2019世界大会(8/7 ~8/9 長崎)
日本共産党大阪18区国政対策委員長 望月亮佑(もちづき・りょうすけ)
原水爆禁止世界大会は、原水爆禁止日本協議会(日本原水協)が主催して、日本全国からの参加者に加えて、核保有国の草の根運動、世界の核被害者、核廃絶の動きをリードしている各国の政府代表など多彩な海外代表を招いて毎年、被爆地の広島/長崎で開催され、特に若い世代にとっては、世界の核兵器をめぐる現状と核廃絶への道のりを真剣に考える貴重な機会となっています。
私は原水爆禁止世界大会へは昨年と一昨年につづいて今回が3回目の参加でしたが、2つの点で、この原水爆禁止世界大会の果たすべき役割がいつにも増して重要なものとなっていると感じています。
第一に、戦後74年をむかえ被爆者の方々の平均年齢が80歳を超えた今、被爆体験を聴くことのできる最後の機会が近づいているということです。戦後、核保有国の “核抑止論”に対して、核廃絶を目指す市民運動は核兵器の非人道性を強調して対決してきましたが、それぞれの被爆体験こそが、この非人道性の核心です。10年後、20年後にむけて、被爆者の方々の体験を一人でも多くの人が語りついでいくことが大切です。
第二に、2017年に採択された核兵器禁止条約が着実に発効へ近づき、また来年には核不拡散条約(NPT)再検討会議が5年ぶりに開催されるなど、核廃絶の国際的な機運が大いに高まっているということです。NPT再検討会議は核保有国も含めた世界各国が核廃絶への道のりを話し合う唯一の国際会議です。前回2015年の会議では議論が大いに進展し、そのことが核兵器禁止条約の採択へとつながりましたが、その背景には常に世界各国の市民運動の後押しがあったことを見逃してはいけません。核兵器のない世界へ向けて一層の運動の盛り上がりをつくることが求められています。
大会期間中も、南米の国ボリビアが核兵器禁止条約の25カ国目の批准国となったことが報告されましたが、この画期的な流れになおも背を向け続けているのが日本政府です。唯一の戦争被爆国の主権者である私たちには、米国の“核の傘”に依存する自民党政治を改め、世界の核廃絶の動きをリードする新しい政治へと切り替える責任があります。そして、日本の原水爆禁止運動はながらく分裂した状態が続いていますが、過去を乗り越え、一致して役割を果たすことが今ほど求められている時はありません。“市民と野党の共闘”によって安倍政権を打倒すること、日本の原水爆禁止運動の統一とさらなる発展に力を尽くすこと、この2つの決意を述べて、報告といたします。
最後に余談ですが、私は皿うどんが好物ですが、やはり本場の味は格別です。こういう旅の楽しみも行動の意欲につながるものです。来年は広島がメイン会場になりますから、また別の楽しみがあります。はじめは旅行気分でも良いのです。原水爆禁止2020年世界大会への参加を、みなさんに広くお呼びかけして筆を置きたいと思います。ありがとうございました。


とっても美味しそうな「皿うどん」の写真も添えられていました。





旅行中、ブログをお休みして、帰ってきてからも「さぼりぐせ」が抜けません。

一日一日、しっかりと生きる。楽しく暮らす。目の前の出来事、新たな出会い、心に刻みながら・・・。

そんな思いで綴っていきたいと思います。「ほぼ毎日更新」復活します。

どうぞ、見守ってください。コメントもお待ちしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする