こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「朝。目覚めると、戦争が始まっていました」

2019-08-21 20:07:54 | 読書
1941年12月8日。

作家・思想家などの日記などの言葉を、ほぼ注釈なしに掲載した1冊。


その時代を生きた人々は、「その日」に人々は何を思ったのか?

想いを巡らせながら、ページをめくる。

当時28歳の児童文学作家、新見南吉は「いよいよはじまったかと思った。何故か體ががくがく慄へた。ばんざあいと大聲で叫びながら駈け出したいやうな衝動も受けた」と記している。

こうした高揚感が、この国を覆っていたのだろうか。

一方で、日常の暮らしは淡々と流れている。



発行所:方丈社
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