こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

冤罪のない社会を! 泉大津コンビニ窃盗冤罪事件の被害者 SUN-DYUさんの訴え

2018-02-05 23:58:12 | 冤罪事件・国民救援会
SUN-DYU さんのお話と歌と。昨日、日曜日の後援会主催、「新春のつどい」のゲストとして出演してくださいました。



SUN-DYUこと土井佑輔さん。泉大津で生まれ育った27歳の青年です。

しかし、語ってくれた6年前の体験は、壮絶。当時21歳の「普通の若者」が耐えぬいたことが不思議に思えるほど。そして「誰でもが冤罪の被害者になりうる」ことに気づかされます。


2012年6月。リーダーを務めてたダンスボーカルユニットのライブを3週間後に控えたある日。家の近くのコンビニで1万円を奪って逃げた、その「犯人」として誤認逮捕され、302日間の拘留。

22日間の取り調べ。「お前がやった」と言われ、家族や友人まで侮辱する言葉の暴力。「あと数日、続いていたら『やりました』とウソの自白をしていたかもしれない。」・・・。

防犯カメラに映った映像から、事件の5日前に「ドアに触れて店に入る姿」が見つかって、ドアについた指紋は事件当日のものではないことがわかったのは起訴され、拘置所に入れられた2か月後。

それでも保釈もされず、接見禁止さえ解除されない一人ぼっちの日々。「死んでリセットした方が楽になるのかも。何度も自殺を考えた」

そんな302日間、一日1曲の歌を作り、自分を励まし、自分を信じて生き抜くことができた。

そうした生まれた「12の言葉」を歌ってくださいました。


「おはよう、こんにちは、こんばんは、いただきます、ごちそうさま、行ってきます、行ってらっしゃい、、ただいま、おかえり、おやすみなさい」

繰り返される日常のなかで、繰り返す言葉。そんな当たり前の風景が「誤認逮捕」で断ち切られた。



「ごめんなさい」と「ありがとう」のふたつを加えて。「12の言葉」。



「あ~、君は人だから、そ~、おれも人なんだ

悪いことをしたら ごめんなさい

いつもそばにいてくれてありがとう」


「人間だから間違うことはある。だからこそ、間違えたことに対し、人間として謝って欲しい」。

無実の罪で300日以上を拘留し、夢も希望も、人としての誇りも奪いつくした警察の取り調べ。さらに明白な証拠によって「無罪」判決が確定するまで「被告」と呼ばれた2年余り。せめて「ごめんなさい」の謝罪の一言を。

佑輔さんが国を相手に、人間の尊厳をかけて闘う「国家賠償請求訴訟」です。





2月10日(土)心斎橋スパジオビル3階

冤罪撲滅を願うライブ。



上記イベントの告知はSUN-DYUさんのブログより。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする