この数日、一般質問の組み立てを考えながら、頭から離れないことがあります。
少年が祖父母を殺害、現金8万円とキャッシュカードなどを奪い、強盗殺人罪に問われた事件の控訴審判決が4日、東京高裁であった。
事件当時17歳だった少年の生育歴などが伝えられている。
実母、義父からの虐待。虐待する親とともに住む家もなく転々とし、学校にも行っていなかったという。
そんな中で生まれた妹の世話をした。オムツを替え、ミルクを飲ませて。
母親は1ヶ月も帰って来ないこともあった。
今、少年は19歳。
生まれてから19年間。その日々に思いをめぐらせ、言葉を失う。
彼を守ることができなかった社会のあり方を問わなければならないと思う。
その社会に生きているおとなのひとりとして、自分が何をするのかも考えなければならないと思う。
少年は14歳のときに、自分で市役所に行って生活保護を受けることができた時期があったことも伝えられていたが、それは本当に奇跡的なこと。
一番支援が必要な子ども、保護者は、自ら支援を求めることができないことが多い。
情報もない。どこへ行ってどんな手続きをすればいいのか知らない。
「申請主義」では、救われない。
だから、暗闇の中にいる子どもと保護者を、行政と地域が見つけ、救い出すための仕組みがいる。
そんな思いをもって、子ども・子育て新システムの中で始まった「利用者支援事業」というものについて質問します。
少年が祖父母を殺害、現金8万円とキャッシュカードなどを奪い、強盗殺人罪に問われた事件の控訴審判決が4日、東京高裁であった。
事件当時17歳だった少年の生育歴などが伝えられている。
実母、義父からの虐待。虐待する親とともに住む家もなく転々とし、学校にも行っていなかったという。
そんな中で生まれた妹の世話をした。オムツを替え、ミルクを飲ませて。
母親は1ヶ月も帰って来ないこともあった。
今、少年は19歳。
生まれてから19年間。その日々に思いをめぐらせ、言葉を失う。
彼を守ることができなかった社会のあり方を問わなければならないと思う。
その社会に生きているおとなのひとりとして、自分が何をするのかも考えなければならないと思う。
少年は14歳のときに、自分で市役所に行って生活保護を受けることができた時期があったことも伝えられていたが、それは本当に奇跡的なこと。
一番支援が必要な子ども、保護者は、自ら支援を求めることができないことが多い。
情報もない。どこへ行ってどんな手続きをすればいいのか知らない。
「申請主義」では、救われない。
だから、暗闇の中にいる子どもと保護者を、行政と地域が見つけ、救い出すための仕組みがいる。
そんな思いをもって、子ども・子育て新システムの中で始まった「利用者支援事業」というものについて質問します。