こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

子育て支援、特養待機者解消で一般質問します

2015-09-01 21:59:29 | 市政&議会報告
今日、一般質問締め切り。

保育所、幼稚園等の保育料に関する問題、休日保育、家庭の子育て支援、そして新たに新設される特別養護老人ホームでホントに待機者解消になるのか?・・・などについて。

発言通告は13人の議員が提出。

それぞれの発言テーマはコチラから。

私は6番目になりました。多分、8日の午後になると思います。


発言通告と一緒に提出した「要旨」は以下の通りです。


1、 幼稚園・保育所等の保育料改定と子育て支援策について
 8月27日、厚生文教常任委員会協議会において、来年度以降の幼稚園、保育所、認定子ども園の利用者負担額、いわゆる「保育料」の改定について報告があった。
 保護者に対しては「文書」による通知だけでなく、各園ごとの説明会の開催など、ていねいな説明とともに、当事者の声を聴き、受け止める行政の努力を求める。
 その上で以下、保育料に関わって2点、子ども・子育て新システムのもとでの子育て支援策について2点質問する。

① 多子世帯の保育料減免について
幼稚園・認定子ども園(短時間部)については、小学校3年生までの子どもがいる場合、「上の子も含めて2人目は半額、3人目以降は無料」、一方、保育所・認定子ども園(長時間部)については、在園している児童だけを対象に「2人目は半額、3人目以降は無料」とされている。
同程度の所得基準の同じ家族構成であっても、著しい負担の不均衡が生じるのではないかと思われる。見解を問う。

② 保育所延長保育料について
保育所における延長保育料は、前回保育料の引き上げと同時に導入された。夕方6時以降の保育の利用者に対し、「月に4000円を上限とし1回400円、住民税非課税世帯の場合は月2000円、1回200円」が徴収されている。
この延長保育料の徴収により、所得の低い世帯にとっては、6時以降の利用で通常の保育料の約1・5倍の負担となる。また、定刻を少しでも越えた場合に2段階の別料金を徴収することで、保育所現場の事務も煩雑になっていることを推察する。総じて負担増となる保護者負担の軽減からも、現場の事務量の軽減により保育に専念できる条件を拡充する意味からも、この際、夕方の延長保育料の徴収は、幼稚園の入園料の廃止と同様に、廃止することが適当ではないか。

③  休日保育の実施について
今年度を初年度とする「いずみおおつ子ども未来プラン」の策定にあたってのニーズ調査で、「土曜日、日曜日、祝日の保育所利用希望」を問う質問がされている。その結果、日曜日・祝日の利用希望は「ほぼ毎週利用したい」「月に1~2度は利用したい」を併せると、約16%あることが把握されている。
策定された「プラン」の中には、「休日保育」の実施は謳われていないが、ニューズの把握に基づく事業の実施について検討するべきではないか。

④ 子ども子育て新システムのもとでの「利用者支援事業」について
子どもや保護者が、地域の子育て支援事業等を適切に利用することを支援するために、新たに利用者支援事業が導入された。本市においても広報いずみおおつ4月号に保育コンシェルジュの配置が掲載されており、すでに事業が展開されているものと思う。
本事業の概要及び導入後、半年間の実績を示されたい。

2、 特別養護老人ホームの待機者解消について

① 待機者の状況
昨年12月、定例会で介護保険制度の問題について一般質問した中で、市内特別養護老人ホームの待機者数は、「重複申請を精査した実人数で157名、そのうち要介護2以下の方は35名」との答弁であった。
直近の、待機者数を実人数で示されたい。またそのうち、要介護2以下の「特例入所要件」に該当するのは何人か。

② 新設予定の介護施設について
河原町市営住宅建て替え事業の中で、併設する福祉施設として、余剰地を活用した特別養護老人ホームの建設計画が発表されている。
プロポーザルによる用地売却・事業者募集が行われようとしているが、公開されている募集の「実施要領」によると、「全室個室のユニット型、50床」の施設の建設を要件としている。

本市の高齢者の所得状況から、新たに設置される施設が「全室個室」の対応であれば、利用者負担から入所をあきらめなければならない場合が少なからず生ずることを危惧する。
一定数の多床室を含めた整備を行うよう、計画を変更するべきであると考えるがどうか。

以上




本日から泉大津市議会のHPがリニューアル。

独立したHPとなり、内容も見やすく充実しました。一度開いてみてください。

このブログの背景も「夏仕様」だったので変えてみました。いつのまにか季節もめぐり・・・でも、まだ「秋!」という実感はないので、とりあえず「幸せの四葉のクローバー」で・・・。

コメント
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