どれほどの人たちが、彼が生きて帰ることを祈り、待っていたことだろう。
希望の光が消えたことを、まだ信じたくはない。
ひとりの日本人ジャーナリストの名前を知り、彼の仕事の一端を知ることによって、私達は、テロリストによってその人の命が奪われることのないようにと、毎日、心を痛めた。
ひとりの人の無事を願いながら、考えたのは、こうしている間にも、世界のどこかで、病気ではなく、事故でもなく奪われているであろう命。
「人の命は、等しく大切だ」ということ、「全ての人の人権が尊重されなければならない」ということ、それを世界中の人々の常識、共通の認識とする時代に私達は生きている。
けれども、実際にそれを保障し得る時代に、私達は到達していない。
後藤健二さんという、ジャーナリストが残してくれたもの、命をかけた本当のメッセージを、私達は聞き取らなければならないのだと思う。
「積極的平和主義」と言う名で、戦争への道を進むことを許さないために、「国際貢献」の名で、殺戮に加担することのないように、
そのために、学び、考え、行動することを誓う。
希望の光が消えたことを、まだ信じたくはない。
ひとりの日本人ジャーナリストの名前を知り、彼の仕事の一端を知ることによって、私達は、テロリストによってその人の命が奪われることのないようにと、毎日、心を痛めた。
ひとりの人の無事を願いながら、考えたのは、こうしている間にも、世界のどこかで、病気ではなく、事故でもなく奪われているであろう命。
「人の命は、等しく大切だ」ということ、「全ての人の人権が尊重されなければならない」ということ、それを世界中の人々の常識、共通の認識とする時代に私達は生きている。
けれども、実際にそれを保障し得る時代に、私達は到達していない。
後藤健二さんという、ジャーナリストが残してくれたもの、命をかけた本当のメッセージを、私達は聞き取らなければならないのだと思う。
「積極的平和主義」と言う名で、戦争への道を進むことを許さないために、「国際貢献」の名で、殺戮に加担することのないように、
そのために、学び、考え、行動することを誓う。