こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「橋下『維新の会』がやりたいことーー何のための国政進出?」

2012-08-17 23:39:58 | 読書




知事から市長に転身した橋下徹という政治家の言っていること、やっていること、やろうとしていること・・・。どこから見ても、ますます「わかりやすい」と思うのだが・・・・。

何が「わかりやすいか」と言えば、彼がけして府民・市民の幸せを願っていないこと。
「子どもが笑う大阪」という言葉とは裏腹に、たくさんの子どもを泣かせることをしていること。

しかしまだまだ根強い人気があるようで、「ああいう政治家が国会にいないのが残念」とか、「あの位ビシッとやってもらわないと」とか・・・期待や評価の声もよく聞く。

そして橋下氏に期待する人と話をしていて「でもね・・・」と、こちらが切り返しても共感に至ることは少ない。このブログを見てくださっている方の中にも、橋下支持者の方がおられるかもしれない。

そんな方に是非、読んでいただきたい本です。

事実を検証して問題を整理し、終章は「そして日本社会をどうしていくのか」

橋下維新の会のが「日本をどうしようとしているのか」を見破り、その危険な本質についての共感を広げるためには、「私達は日本をどうしたいのか」を豊かに、リアルに語る言葉を持たなければならないのだと思う。

「私たち一人ひとりがインターネットを活用して、小さな市民メディアとなって『世論づくり』にかかわっていくことは可能」と著者は言う。

微力ではあっても「市民メディア」の旗を掲げて「世論つくり」に参画するひとりになろう。


著者;石川康宏(神戸女学院大学教授)
発行所;新日本出版社

コメント
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