こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「ガレキ・汚染焼却灰埋め立て問題」を考える

2012-08-16 22:08:57 | 東北被災地支援・がれき処理問題
ガレキ・汚染焼却灰埋め立て学習会in泉大津
8月28日(火)
午後1時半~4時半
泉大津市民会館3・4会議室

講師;下地真樹さん(阪南大学准教授)
資料代;300円
(無料駐車場あり、お子様同室可・子どもスペース有り)
主催;放射能から未来といのちを守る会・泉州


誰もが被災地の一日も早い復興を願っています。
そして、「私達には何ができるのか?」・・・考え続けています。

新聞の投書欄に「被災地のガレキ処理を受け入れるべきだ」という意見も時折、目にします。

私はまず「広域処理」以外の方法を検討しようとしない政府の対応に疑問をもち、仮に汚染されたガレキを運んで焼却、埋立てしたときにおこり得る問題について考えてきました。

お誘いいただいた学習会にも参加して、知らなかったこと、「やっぱり!」と思ったこと、たくさんありました。

もっとたくさんの人に知って欲しい、考えて欲しい・・・と、思っていました。
上記のように、泉大津で、学習・交流のつどいが開かれます。

「安全だというなら、ガレキくらい受け入れてもいいじゃない?」、「被災地支援のために、むしろ積極的に受け入れるべきだ。大阪市のように」と、思っている方も、一度、話を聞いてください。

      
 
以下、主催者から各種団体にあてて届けられた呼びかけの文書を転載します。


 日ごろからよりよい街づくりのためのご尽力、誠にありがとうございます。
さて、東日本大震災で発生したがれきの広域処理をめぐり、先月、泉大津市沖フェニックス処分場への放射性焼却灰受け入れに関する新聞報道がなされました。その後、関西広域連合が焼却灰の受け入れに向けた手続きを環境省に要請するなど、いくつかの政治的動きがありました。
様々な報道がなされる中、8月8日、一転して焼却灰の最終処分先として想定していた大阪湾広域臨海環境整備センター(フェニックス)での受け入れが不要になったとして、環境省が尼崎市沖と泉大津市沖両処分場の安全性評価を中止することを決めたことが分かりました。
しかし一方では、近隣大阪市が岩手県のがれきを受け入れ、11月に試験焼却し来年2月より本焼却することを決定しています。大阪市で汚染がれきを処分する舞洲工場・北港埋立地と泉大津市の距離はわずか17kmほどで、同じ大阪湾に接する市としては何らかの影響をまぬがれません。
また、福島第一原発による事故で、東日本の多くの地域が放射能汚染され、行き場を失ってしまった高濃度に汚染された焼却灰の存在や、不燃物のがれきの処分などまだまだ問題は山積みです。ゆえに最終処分場のある泉大津市では、これら放射能に汚染された廃棄物や焼却灰などの行方については、今後とも見守る必要性があると考えます。
もし泉大津市フェニックスに放射性物質のついた廃棄物や焼却灰が埋め立てられたら、津波や埋立地特有の液状化による焼却灰等からの水溶性セシウムの漏出、埋め立て時の焼却灰飛散による作業員の被曝や近隣地区の汚染、事故等による輸送経路の汚染など、安全評価では対応しきれない数々の危険性が考えられます。また、泉州には大阪名物の作物や魚、地場産業もあり、その風評被害のみならず実害も懸念され、経済社会にも大きな影響を与えると考えられます。
そこで、泉大津市フェニックスでの埋め立て問題のほか、大阪市でがれきを焼却し、埋め立てたら他地域に影響はないのか?広域処理とは?放射能とは?内部ひばくとは?などみなさまと共に考える機会を持てたらと考え、別紙のとおり学習会を企画致しました。
 お忙しいこととは存じますが、是非おいで下さいますようよろしくお願い申し上げます。
コメント (3)
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