こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

小児科の待合室で

2012-01-12 22:22:09 | 大きくな~れ
4日、東京の兄の家からの帰路体調を崩し、その晩小児救急の輪番だった市立病院に駆け込んだ孫の○ちゃん。翌日には嘔吐はおさまり、翌々日には下痢も止まり“後遺症”は、母親へのいっそうの甘え。
姿が少しでも見えないと、不安で泣きながら探す。

食欲ももどって、元気元気・・・と、思ったら、3連休の終わり、9日の夜、発熱。
翌朝になっても39度近い熱が下がらず、再び小児科を受診。

数日前に連れてこられたことを覚えているようで、激しくいやがり泣きました。
「ここは嫌いだ!」というように。

「突発性発疹かもしれない」というドクターの診断どおり、3日間熱が続き、平熱に下がったきょう、発疹が出ました。
突発性発疹という病気は、生後半年から1歳くらいまでの赤ちゃんが一度だけかかる病気で、熱は高いが余病はない。これで、一安心です。

熱があったり、体のどこかが痛かったりして、「ここが痛い」と言えない子どもは泣くしかない。小児科の待合室は、子どもの泣き声の大合唱だ。

娘が「怖いおかあさんがいた」と話していたが、私も送っていって、市役所で用事をすませ、診察が終わった頃に迎えに行く、その短い時間に「怖いおかあさん」に会った。
泣いている子に「うるさい!いい加減にしいや!!」と叱る。その声は、ほんとに怖かった。

お母さんもきっと疲れてるんだろう。けれど、小さな体で病気と闘う子どもは、抱きしめてあげて欲しい。子どもは、愛された記憶を心と体に刻みながら大きくなっていくのだから。疲れてるお母さんに、癒しの時間、ゆとりが必要なのかもしれない。



飲んでは吐いてしまうときに、「少しづつ水分を与えるように」と言われ、娘はそれを忠実に守ろうとしていた。「たくさんあげたいけどね、また吐いちゃうからね。」と言い聞かせながら。子どもは「もっと、もっと」と泣いて欲しがり、泣きながらスプーンを母親の手に握らせようとする。
そのとき娘はつぶやいた。「食べさせてもらえないで、餓死したあかちゃん、どんだけ泣いただろう・・・」




きょうは、すっかり元気になってモリモリ食べました。お豆腐とトマトが大好きです。


コメント
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