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こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「クロコダイルとイルカ」

2015-03-26 22:15:58 | 絵本
14日に泉大津で上映された映画「じんじん」から生まれた絵本です。

映画のラスト、めくられるページの絵がとてもきれいで、手にとってみたいと思いました。

今の私の気持ちにぴったりです。

毎日、ながめて癒されています。


素敵な絵を描いたのは、あの旭山動物園の元飼育係りさんで、たくさんの絵本を書いている あべ弘士さん。

その「プロフィール」が楽しいので転載しておきます。

「1948年北海道に生まれる。72年旭川市旭山動物園飼育係りになる。78年ゾウに絵をならう。79年スカンクにやられる。89年カワウソと昼寝、園長にみつかりしかられる。90年ゴリラに哲学を習う。96年アフリカでライオンに吠えられる。2004年ロシア・アムール川でトラの匂いをかぐ。11年北極で白熊の母さんに子育てをならう。」


ドリアン助川・作  あべ弘士・絵
発行所;映画「じんじん」事務局 株式会社プリズム内
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「へいわってすてきだね」

2014-11-15 23:12:08 | 絵本
11月7日の「日本共産党1万人のつどい」での長谷川さんのスピーチが、あんまり素敵だったのでこの本が欲しくなりました。

沖縄の戦没者追悼式で当時小学校1年生の少年が読んだ詩に、絵本作家、長谷川義史さんが絵を描きました。

小学生の純粋、まっすぐな思いに感動して、その少年に会いに沖縄・与那国島を訪ねるという長谷川さんの感性。

絵本のあとがきに「校庭に出て、校舎の前の階段に腰かけて、安里くんと話しました。歳はずいぶん離れているけれど、ぼくは安里君に友情を感じました。」という1節があります。

沖縄の小学生と売れっ子の絵本作家が、階段に腰掛けて話し合っている光景を想像するだけで楽しくなります。


長谷川さんが「青く美しい、光まばゆい、風吹く、そしてのんびりした、おだやかなところ」という沖縄・与那国島の風景を、本当に美しく描きあげてくれました。



詩;安里有生(あさとゆうき、2007年沖縄市生まれ、2013年6月23日沖縄県全戦没者追悼式で、自作の詩を朗読する。)
絵;長谷川義史(はせがわよしふみ、1061年大阪市生まれ、各地で「絵本ライブ」開催。)
出版社;ブロンズ社
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「ふたごのしろくま   ねぇ、おんぶのまき」

2014-10-19 22:37:40 | 絵本



作者は1972年から25年間、北海道旭山動物園に飼育係りとして勤務。

「ゾウ、アザラシ、ライオン、フクロ、ゴリラ、ラクダ、ペンギンなど、さまざまな動物たちを担当するかたわら、・・・絵本の執筆」と、表紙ウラの「作者紹介」にあります。


読んでとても、あたたかい気持ちになりました。

「よみきかせ  2歳ごろから」とありますが、子育て中のふたりの娘たちに読んであげたいなと思います。

「甘やかさず、つきはなさず」の“子育ての極意”が、いっぱい詰まった一冊でした。


ふたごのしろくまさんたちは、最後はおかあさんの大きな暖かい背中。






作;あべ弘士

発行所;講談社
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「一本の木に葉っぱは何枚?」

2014-06-03 22:02:26 | 絵本
二人の子の母となった長女が言いました。(離れているのでメールですが。)

「子どものとき、毎月読んでた『たくさんのふしぎ』っておもしろかったなぁ。今でも、もう1回読んでみたいと思うのがある。

今でもあるのかな?」

「たくさんのふしぎ」は月刊誌で今でも発行されてます。

長女のメールの続き。「おかあさんが定期購読すれば?そうすれば、○クンや○ちゃんが、家に行ったときに読めるし。」


「いつまでたっても親ばかかな」と思いながらも定期購読の申し込みをしました。


定価「667円プラス税」で毎月届きます。

3歳の○クンには、まだちょっと・・・と思うのですが、画や写真を見て、喜んでいます。

3歳なりの楽しみ方があるようです。



7月号は、一本の木の話。


木の年齢は「だいたい8歳」。枝の出方でわかるそうです。

夏休みに子どもたちが、葉っぱの枚数を数えます。

300枚?  1500枚?   50000枚?  予想はいろいろ。

一枚一枚、しるしをつけて本当に数えます。18743枚ありました。


秋になり、葉は黄色く色付き、やがて枝から落ち、裸になった木が雪に埋もれ、

枝の段を増やして、また芽吹くところで本はおしまい。




巻末にはさみこまれた「ふしぎ新聞」に「『かぞえる』は好奇心の始まりです」とあります。



来月号は「小さな南の島のくらし」

娘の言い分に「いつものことながら都合よろしいなぁ」と苦笑したものの、結局、毎月わくわくしている私です。


この世は、ほんとに「たくさんのふしぎ」にあふれていて、知らないことがいっぱいです。


月刊「たくさんのふしぎ」

2014年7月号「1本の木に葉っぱは何枚?」 
姉崎エミリー 文・姉崎一馬 写真

発行;福音館書店




コメント (2)
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絵本「14ひき・・・・」のシリーズ

2014-05-29 21:19:37 | 絵本


いつのまにか、リビングの本棚の一番下の段が「絵本のコーナー」になりました。

孫の○クンたちが生まれてから新しく仲間いりした本もありますが、ほとんどは今、親になった娘達が子どものころの本です。

○クン、○ちゃん達が来ると、夜寝る前に、ここから自分で好きな本を1冊とりだします。

繰り返し読んで覚えているので、私が読み間違えると直されます。




「14ひきのあさごさん」は○ちゃんの母親、私の次女が5歳のお誕生日に買ったもの。扉に「5さいの おたんじょうび おめでとう」と書いたのは私でした。



「おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして きょうだい10ぴき。ぼくらみんなで14ひき かぞく」の「14ひきのシリーズ」は、3歳の○クンにも、2歳になった○ちゃんにも、人気です。



○ちゃん、2歳の誕生日に「14ひきのこもりうた」を贈りました。

お散歩に行くときも抱えているとか。




もう1冊、○ちゃんに贈ったのは「あかちゃんがやってきた」という本です。






これも気に入ってくれたようです。


最近のオヤスミ前の○ちゃんのリクエストは「14ひき みよっ!」「あかちゃん みよっ!」だとか。

そのうえ「あかちゃんがやってきた」のなかで おばあちゃんが登場する場面では「ばあちゃん みよっ!」


私を幸せにしてくれる可愛い人たち。ただいま3人。もうすぐ4人。


「14ひきのあさごはん」他 
作;いわむら かずお 
発行所;童心社


「あかちゃんがやってきた」
作;角野栄子  絵;はたのこうしろう
発行;福音館
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おくりもの

2012-09-19 21:48:14 | 絵本


昨日の「集い」の会場で、思いがけないプレゼント。
大きな紙袋の中は、パッチワークの手提げ袋でした。
半年くらい前に、Oさんの手作りのバックが素敵だったので「いいね!」と言いました。そのOさんからの贈り物。私のために作ってくださった。その気持ちの暖かさ。いつまでも大切にしたいから、あんまり重たいものを詰め込まないようにします。

午前中の定例相談会を終わり、午後からこの手提げを持って、○ちゃんのところに行きました。



○ちゃんのドレスは、末の娘の旅行のお土産。似合います?まだ「ありがとう」は言えない○ちゃんですが、小さな姪っ子には、何かしてあげたくなるんですね。“”おくりもの”は贈る者の喜び。


たくさんの方にたくさんの贈り物、いただきました。
わすれられないおくりもの・・・たくさん。いただきました。

ところで、絵本の「わすれられない おくりもの」は大好きな一冊です。
大切な方とのお別れで、心が沈むときにはこの本を開きます。

沈むときばかりでなく、きょうのような嬉しい日にも読み返します。

「わすれられない おくりもの」
作・絵 スーザン・バーレイ
発行;評論社

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百年の家

2011-08-29 00:04:31 | 絵本

今年の誕生日に娘達がプレゼントしてくれた本。
私の仕事机の後ろに、いつも手の届くところにあります。

お話の主人公は「家」。
一軒の古い家が静かに淡々と、100年の間に見てきた人々の姿を語ります。

「いままでの暮らし方を継がない。それが新しい世代だ」という一節に、ドキッとした。
「継がなかった」のは、私たちの世代ではなかったか?と、ふと思う。


最後のページにはこのようにある。

「けれども、つねに、わたしは、わが身に感じている。

 なくなったものの本当の護り手は、日の光と、そして雨だ、と。」

開くたびに、いろいろなことを想い、心が静まる。
そんな一冊だ。

絵:ロベルト・インノチェンティ(1040年生まれ イタリア、フィレンツェ在住)
作:J.パトリック・ルイス(1042年生まれ アメリカ、オハイオ州在住)
訳:長田 弘(1039年、福島市生まれ)
講談社

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