Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

伊吹山寺(2016年9月2日参拝)

2016年09月26日 | 役行者霊蹟札所
伊吹山は白山登山に向けて最後の自主練で登ると決めていた山。

ずっと前から白山に登る予定は組んでいたが、
いかんせん今年は台風が来たり、長雨だったりで、
私が白山に行く予定日は悉く天気が悪い。
関西は天気が良いのに。(泣)

という訳で今年の白山登山は諦めました。
自主練として一合目から登る伊吹山も来年に持ち越しです。(泣)

来年に持越したとはいえ、まだ伊吹山に未練があったんでしょう。
急遽取れた休日なので今日は家族で伊吹山に行くことした。

当然、登山が趣味ではありませんので、
山頂近くまで車で行って、そこから頂上の伊吹山寺を目指します。(^^

私が登山をするのは、そこに山があるからでは無く、
そこに神社仏閣があるからです。(キリッ)



所在地:滋賀県米原市上野字地蔵
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:仁寿年間(851-854)
開基:三修上人
札所:役行者霊蹟札所


【縁起】
伊吹山は標高1,377メートルの霊山である。

古代の修験道において重きをなす七高山の一つに選ばれ、
また記紀神話には荒神の山として霊威が知られていた。

従って伊夫伎の名も吹き棄つる伊吹すなわち息吹きから出たことが推測され、
こうした荒々しい霊のとどまる霊の山で修行する山林修行者は、
優れた霊力を保持する宗教者として周辺の住民から期待された。

平安初期には沙門三修の活動が三代実録・元慶2年(878)条に見え、
三修の建てた伊吹山護国寺が定額寺に列せられている。

これは伊吹四箇寺が護国寺へと発展する基礎になったものであるが、
その背景には伊吹山の山岳修行者が七高山阿闍梨として、
護国を目的とする祈祷を行ったと考えられる。

山岳宗教における三宮三院制という近年の説にしたがえば、
山頂には上宮上院があり、平成元年に253世山田恵諦天台座主より、
覚心堂の命名を戴き復興された。

下院である発心堂は255世渡辺恵進天台座主の命名によるもので、
平成16年にダムで水没する2つの寺院を移築再建したものである。


【風景】


名神高速関ヶ原インターから伊吹山ドライブウェイへ。

料金が3090円でちょっと焦った。(^^;

たけーよ。(泣)




所々で車を停める場所があり、
そこで景色を楽しむ。(^^

走っていると猿の親子が道路を歩いていたり。(^^

それにしても伊吹山ドライブウェイって結構距離あるね。

これだけの距離があるんだったら、
3090円の料金も致し方なし。


そういえば、バズーカのようなレンズで、
何かを撮影している人達が多かったなぁ。

その時はカモシカか何か撮っているのかと思っていたが、
帰宅してから調べてみると鷹を撮影しているみたいですね。


【句碑】


大型の山頂スカイテラス駐車場に到着。
当然無料です。

「そのままよ 月もたのまし 伊吹山」とは、
松尾芭蕉の句だそうです。


【恋募観音】


恋愛成就の観音様のようですね。


【さざれ石】


何か右に変なモノがあるんですけど。(^^;

アレはなんだったんだ。(苦笑)


【風景】



【登山道】


協力金300円を支払って山頂を目指します。

駐車場から山頂まで40分と書いてある。
お寺も山頂にあります。


【風景】


素晴らしい景色を見ながら登るのは気持ちがいい。

景色が全く見えないコンクリートの林道とは雲泥の差です。(^^

登りは緩やかで下界より涼しいので楽ちんです。




山頂の建物が見えてきました。

この辺りはなだらかな道です。




実に清々しい。




到着です♪

早歩きで登ったら駐車場から約20分。

鬱陶しいアブもいないし。(苦笑)

自主練の成果で楽チンでした。(^^


【伊吹山寺】


覚心堂と呼ばれる本堂のみの小さなお寺です。


【円空上人自刻像】


外陣に祀られていました。

御本尊薬師如来にお参りしてから御朱印をいただきました。


【日本武尊】


山頂には日本武尊像が安置されていました。

詳細は書きませんが、日本武尊は伊吹山の荒神を退治しに、
伊吹山に登った云々の伝説があるとかで、この像が安置されたそうです。


【伊吹の火採火地石碑】



【弥勒菩薩】



【風景】


下が山頂スカイテラス駐車場です。




写っている建物はトイレです。(笑)


【登山道】


帰りは違うルート。

こちらは距離は短いけど、嫌いな階段でした。


【山菜蕎麦】


スカイテラスの食堂で食べたけど、
味はあんまり・・・(^^;


【風景】


風景はとても良い。(^^


【御朱印】


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