雄大な自然だ。
この自然を見ながら本来参拝する予定の無かった
熊野本宮大社に向かって168号線を南下。
ホテル昴から案外早く30分で着きました。(^^
所在地:和歌山県田辺市本宮町本宮1100
主祭神:家都美御子大神
創建:伝・崇神天皇65年
社格:官幣大社、別表神社
札所:神仏霊場巡拝の道
【由緒】
本宮は紀伊半島を縦断する紀和果無山脈から流れ出る
熊野川・音無川・岩田川の合流点の中州である大斎原に古より鎮座していた。
熊野は奈良時代から平安時代にかけて、仏教・密教・修験道の聖地になり、
自然崇拝に根ざしていた熊野の神々は仏たちと習合していった。
平安時代後期になると、その結び付きは強固となり、
証誠殿に鎮まる家津御子大神は阿弥陀如来と同一視され極楽往生を約束した。
平安時代末期から鎌倉時代にかけて熊野への信仰が急速に高まり、
法皇・上皇の熊野三山に参拝する熊野御幸は100余度を数えた。
鎌倉時代になると熊野御師や熊野先達・熊野比丘尼らによる布教活動によって、
武士をはじめとする様々な階層の参拝が盛んになり、その範囲も全国に及び、
この群れなす参拝者を称して「蟻の熊野詣」の語が生まれた。
鎌倉新仏教の一派時宗の開祖一遍は、熊野の神からの
「信不信を選ばず、浄不浄を問わず布教せよ」との託宣を受けて悟りに至ったとされる。
江戸時代中期に現在みられる社殿が造築。
しかし、明治時代の熊野川の大洪水によって、社殿の大部分が流失した為、
12社のうち上4社を西の丘陵に遷座し、中4社・下4社の神々を大斎原の石祠に合祀した。
【鳥居】
無料駐車場があります。
これほどの有名神社なら有料でも不思議ではないのだが、
無料なのは場所柄なんでしょうね。(^^
【狛犬】
【参道】
初めての参拝になるので、早くあの社殿を見たいと心は焦る。
【石段】
しんどいわぁ。(^^;
【功霊社】
【祓戸大神】
こちらで穢れを落とします。
【神門】
この神門が実に渋い。
檜皮の屋根が美しく、とても品格のある門です。
【結宮】
左から第一殿(御祭神:夫須美大神)、
第二殿(御祭神:速玉大神)になります。
【社殿】
重要文化財。
左から結宮、本宮、若宮になります。
壮観です。
素晴らしい社殿ですね。
【本宮、若宮】
第三殿(御祭神:家津御子大神)、第四殿(御祭神:天照大神)になります。
【本宮】
大概真ん中の本宮が一番大きいものですが、
こちらではそうでは無いんですね。
何とも清々しい。
【若宮】
【鈴門】
【満山社】
【拝殿】
【和泉式部祈願塔】
【拝殿】
拝殿には見えない拝殿ですね。
お寺の本堂に見えます。
【大黒石】
【狛犬】
【祈りの道】
帰りは駐車場までこの道を歩きました。
これでも熊野古道の一部らしいですが、
石段の大きさがバラバラで歩き難いです。
【御朱印】
旧本宮の大斎原は完全に忘れていました。(^^;
【十二滝】
帰りの168号線沿いで見つけた滝です。
車一台分の駐車スペースがあります。
水量が多くないので豪快ではありませんが、
高さ80メートルもあって流麗な滝です。
最後にこの滝を見れて良かった。
帰りの無事を祈ってお参り。
今日も充実した一日であった。
コメント有難うございます。
熊野古道は憧れは強いんですけど、
場所が場所だけになかなか行き難いんですよね。
でも、自分を見つめ直すとか、
いろいろ思うことがある時なんて行ってみると、
何か見つかるかも知れませんよ。
でも、色々調べて、いく方向で考えてみます(^-^)/
ありがとうです!
温かくなったら結構歩いている人がいますし、
天気の良い日なら陽が差して、
そんなに怖くないと思いますよ。(^^