本日のメインである明通寺へ。
思ってた以上に長閑な場所にあるようです。(^^
無料駐車場には大型観光バスが停まっていた。
いや~、団体さんがいるといろいろ面倒だなぁと思いつつ、
参拝開始です。
所在地:福井県小浜市門前5-22
宗派:真言宗御室派
御本尊:薬師如来
創建:伝・大同元年(806)
開基:伝・坂上田村麻呂
札所:小浜国宝巡り
【縁起】
山号は創建当初棡木で本尊薬師如来を彫ったことから棡山といいます。
大同元年(806)桓武天皇の時、征夷大将軍坂上田村麻呂公が、
蝦夷征伐に際して創建したと伝えられています。
縁起によると今の本堂、三重塔は中興の僧頼禅が棟上し、
その他鎮守堂、大鳥居など24坊があったと伝えられています。
守護・地頭らの戦勝祈願を繰り返し行うなど、
武家と関係を保って寺領を拡大し伽藍整備を行っていきました。
爾来壱千二百年、つねに天下万民の祈願所として法燈たえることなし。
現存の堂塔は中興頼禅法印の再建にかかり、
地方にありながら中央のものにも劣らぬ優秀な密教建築である。
【棡橋】
ここから俗界とはオサラバです。
【山門】
渋い。
渋すぎてたまらん。
派手ではないいぶし銀の渋さが、
明通寺というお寺を表わしてると思う。
明和9年(1772)再建されたもの。
【仁王像】
文永元年(1264)作。
【鐘楼堂】
【山門】
【狸】
なんだかホッコリした。(^^
【境内】
本堂が見えてきた。
【本堂】
正嘉2年(1258)再建された国宝。
こちらもめちゃくちゃ渋い。
嬉しいことに内陣に入れるということで入ってみると、
団体さんでいっぱい。(泣)
ただ、団体さんのおかげで御住職の説明は聞けましたが。
内陣を見ると中央に厨子に安置されている御本尊と、
左右に降三世明王と深沙大将、手前に十二神将が祀られていました。
【薬師如来坐像】
重要文化財。
画像はネットで拾ったものです。
漂ってくるオーラがとても穏やかで癒されますね。
【降三世明王・深沙大将】
重要文化財。
降三世明王と深沙大将が薬師如来と一緒に祀られているのは珍しい。
【ふくい歴史百景】
http://fukui100kei.dogaclip.com/kanko/Profile-100000051.html
明通寺の動画が見れます。
【三重塔】
国宝。
文永7年(1270)中興頼禅法印により再建されたもの。
この三重塔も渋いですね~。
この渋さは京都の観光寺院では決して味わえない。
感動しました。
【錦鯉】
肥えとるわ~。
ライザップに行った方がええで。(笑)
【鎮守社】
【客殿中門】
お帰り道として誘導されます。
【客殿】
明治時代に焼失、その後再建されたもの。
客殿の中を見るとお不動さんが祀られていた。
【不動明王】
重要文化財。
羽賀寺に移されていた旧松林寺本尊の脇仏であった不動明王立像を、
譲り受けたものだそうです。
【客殿】
昔の学校のような建物ですね。
【かやの大木】
樹齢500年。
【御朱印】
達筆です。
鯖街道で買った焼鯖寿司を駐車場で食って次のお寺へ。
確かに、ほっこりはしましたけど!
団体さんが来るってことは、有名な所なんですか?因に、私はたまーに、団体さんの近くによっていって、ガイドさんのお話、盗み聞き?します。
確かにあの狸の置物は厳しく言うと、
要らないと思うけど、まぁ、かぁいいかったので許しちゃいます。(笑)
ここ明通寺は有名ですよ。
若狭の寺社巡りも活発にツアーで組まれてますしね。
あ、ガイドさんの話は私も聞いてます。(笑)
知らないことを教えてくれるんだから、聴くしかないでしょ。(^^