Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

福勝寺(2016年2月27日参拝)

2016年04月18日 | 仏閣
大満足の善福院を後にし、
次なる寺社は裏見の滝が見れる福勝寺へ。

ここも山間部にあるお寺で、道中は狭い道が予想されます。

対向車が来ないことを祈ろう。(^^;



所在地:和歌山県海南市下津町橋本1065
宗派:高野山真言宗
御本尊:千手千眼観世音菩薩
創建:不明
開基:空海 


【縁起】
福勝寺は弘法大師空海が開基とされます。

御本尊の千手千眼観世音菩薩は唐へ渡る直前の弘法大師が、
旅立の観音厄除の観音雷除の観音と3つの御請願を立て、
安置されたと寺伝に記されています。

江戸時代には紀州徳川家の初代藩主徳川頼宣公からも厚く信仰を受け、
求聞寺堂という紀州藩主の祈祷所が建立され、
その後は紀州藩主縁の厄除けの名所として現在に至ります。


【宝篋印塔】


予想通り地元民しか通らない狭い道を走って到着。
距離が短くて助かった。

無料駐車場があります。


【石段】


地味にしんどい。(^^;


【地蔵尊】



【名号堂】




蓮如上人が熊野詣の際に立ち寄られた縁により、
建てられたものだそうです。

危険ということで近寄ることが出来ませんでした。


【石段】


まだ石段を登ります。(^^;

城のような雰囲気ですね。

ここまで車で来れます。


【鐘楼堂】


江戸初期に建立されたもので、
見た目はかなり年季が入った感じです。

修復がいるだろうね。


【本堂・求聞持堂】



【風景】


とてつもない田舎ではなく、
ほどよく人は住んでいます。(笑)


【本堂】




重要文化財。

現在の本堂は永正12年(1514)に建立されたもので、
福勝寺の建物は60~100年毎に紀州藩や地元住民によって、
修復を繰り返して管理維持してきたそうです。

紀州藩が関わっていたり、京都の聖護院や三宝院の門跡が、
休憩されていたり宿泊されていたとか、
昔は凄かった系のようですね。


【内陣】


御本尊は秘仏のようで御前立がいらっしゃいました。


【びんずるさん】



【求聞持堂】


重要文化財。

紀州初代藩主徳川頼宣が慶安3年(1650)に建立したもの。


【内陣】


恐らく西国の観音さんが祭られていました。




中央の間は求聞持法の祈祷用の部屋とか。




右端の間は厨子が安置されていました。


【裏見の滝】








岩がゴツゴツしていてカッコいい。

水量はそんなに多くありません。


【鎮守社】



【石仏】





【不動明王】




弘法大師作だとか。

信じる者は救われる?(笑)


【裏見の滝】




裏側から初めて滝を見たと思う。

もっと有名な裏から見れる滝があるけど、
和歌山にもあったんですね。




写真より実際に見た方が岩とか迫力があります。


【本堂】


これにて参拝終了。

御朱印は恐らく無いと思われます。


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