Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

知覧武家屋敷群 其の二(2017年9月25日拝観)

2017年10月27日 | 旅行、その他


【森重堅庭園】


一番端にあるのが7番の森重堅庭園です。

この門は屋根が二段だし格式の高さを感じますね。

それもそのはず、森家の祖先は代々重臣として、
名高い格式の高い家柄であったそうで、
領主がよく訪れていたそうです。




主家。

寛保元年(1741)建立されたもの。




右側が領主用で左側が家人用の玄関だそうです。


【花】





【土蔵】


こちらも寛保元年(1741)建立されたもので、
壁は粘土を固めて造っているそうです。

屋根は固定されずにシュロで作った縄で白壁に結んであり、
火災の時に屋根を取り外すとか。

凄い知恵です。


【中門】



【庭園】


寛保年間(1741~1744)の作庭で、
知覧武家屋敷群唯一の池泉庭園です。








今までの庭園は正直物足りなかったですが、
こちらは京都の塔頭寺院に負けない庭園です。


【主家】



【石敢当】




魔除けだそうです。


【本場場通り】


石垣とか見ると沖縄の影響があるように感じますね。

良い雰囲気です。

これから反対にある1番から3番の庭園を見に行きます。


【平山亮一庭園】


3番です。


【祠】



【主屋】



【水鉢】


手前の水鉢は一説には刀や槍の血のりを落とす為ののものとか。


【庭園】




こちらの庭園は他と違い石組みが無く、
母ヶ岳を望む借景庭園です。


【平山克己庭園】


2番です。








明和年間(1764~1771)の作庭。


【主屋】



【西郷恵一郎庭園】


端っこにある1番です。






江戸末期文化文政時代(1804~1829)の作庭。


【主屋】



【本場場通り】


1番と2番辺りからの雰囲気が一番良いと思います。

これにて知覧武家屋敷群の拝観終了。

武家屋敷というからもっと武士らしい家をイメージしてましたが、
平和な江戸時代に造られただけあって庭園がメインでしたね。

武家屋敷は金沢にもありますが、
あちらはコジャレた綺麗な庭園が多いですね。

しかし、こちらは無骨の薩摩隼人が沖縄の影響を受けて造った
男らしい庭園が多かったですね。


【光寿寺】




知覧武家屋敷近くにある浄土真宗のお寺です。






本堂は開いていました。(^^


【麹蔵河内】


鹿児島空港近くにある工場兼販売店で、
焼酎の試飲やウィンナーや焼き豚の試食等があります。

食べる甘酒も美味しかったです。


説明してくれる女性が綺麗でした。(^^




蒸留釜。






庭園。

これにて全ての観光終了。


【鹿児島空港】




空港で早い夕食をとって帰宅の途へ。

鹿児島空港って意外と食事するお店が充実してました。(^^


【伊丹空港】


お疲れ~。