Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

龍正院<滑河観音>(2017年3月19日参拝)

2017年04月25日 | 坂東三十三箇所霊場
今回の旅の神社仏閣巡りもいよいよラストとなりました。

当初は成田や香取に個性豊かな寺社があるなんて知らなかったし、
牛久大仏や鹿島神宮、香取神宮といった超有名寺社に近いことも、
全く知らなかった。(^^;

予想外であったとは失礼かもしれないが、
かなり楽しむことが出来た。(^^

それでもまだ参拝したかった寺社もあるので、
それは次回の楽しみにとっておく。

最後を締めくくるのは滑河観音こと龍正院というお寺です。

ここは私の大好物である茅葺屋根の伽藍があるので、
とても楽しみです。

門前に無料駐車場がありました。


所在地:千葉県成田市滑川1196
宗派:天台宗
御本尊:十一面観音菩薩
創建:伝・承和5年(838)
開山:伝・慈覚大師
開基:小田将治
札所:坂東三十三箇所霊場、しもふさ七福神めぐり


【縁起】
仁明天皇の承和5年(838)慈覚大師の開山と伝えられる。

この年は時ならぬ冷害にあい穀物は実らず、
人々は飢えに横たわるものが続出する有様であった。

城主小田将治公はこの悲嘆を見聞され、金銭五穀を施し、
更に観世音を念じられて法華経の読誦をなされたところ、
結願の日に「朝日姫」と名乗る少女があらわれ、
汝の願い事かなうべしと、小田川辺に案内して忽然と姿を消した。

河中を見ると一人の老僧が船を浮かべ、衣を綱になしてひいたと思うや、
小さな観音様をすくい上げて将治公に与え、この渕より湧く水をなめよと教え去った。


そのお告げのとおりにし尊像を捧持し、堂宇を建てお祀りすると、
気候も回復し、五穀も実り人々は蘇生の思いをしたという。

御本尊は御丈一寸二分の十一面観世音で、
後に定朝作の一丈二尺の観音像の胎内に納められ、
通称滑河観音の名で世に知られている。


【仁王門】




これこれ、これが私の大好物です。

渋いわ~。

ずっしりとした堂々たる仁王門です。(^^

文亀年間(1501~1504)に再建された重要文化財。


【大注連縄】



【仁王像】
 


【境内】


観音霊場独特の雰囲気があります。


【本堂】




元禄年(1696)の建立されたもの。






御本尊は秘仏みたいですね。


【ぼけ封じ道祖神】



【御堂】





【毘沙門天】


しもふさ七福神めぐり札所。


【子安観音堂】





【地蔵堂】




お地蔵さんや閻魔王の前に二頭の馬。

なかなかシュールでございます。

これは一体どういう意味なのかな。(笑)


【大師堂】





【宝篋印塔】





【芭蕉句俳・夫婦松】





【鎮守社】





【仁王門】


最後に仁王門を見納め。


【御朱印】


朝8時から17時まで御朱印をいただくことが出来ます。


龍正院について書かれている幾つかのブログを見ましたが、
お寺なのに神社だと思って参拝しているブログ発見。

マジか?

お寺と神社の区別がつかないことに驚愕した。(^^;

小学生でも区別つくのに。


お寺と神社の区別のつかないのに、御朱印を収集してるとは情けない。

これだからミーハーの御朱印コレクターは馬鹿だと思われるんですよね。(溜息)


おっと、話が脱線してしまった。


これにて今回の旅も終了。

実に充実した楽しい旅であった。

また訪れたいと思う。