梅の話の前に、山王さん(日枝神社)の屋根を見て貰おう。赤瓦である。酒田の瓦は能登の方から伝えられたそうだが、黒色ではなくて、赤色なのだそうだ。もっとも瓦は金持ちか神社仏閣しか使えないほど高価であった。そう言えば、本間家本邸の屋根も赤瓦だった。一般の家は、杉皮葺きの上に、杉皮が風で飛んでいかないように丸石を敷いた。昔はそんな屋根の家も残っていたが、現在は防火の点で建築基準法違反になり、文化財指定の鐙屋だけが復刻している。
境内の梅は、暖かい所の木は散り始めている。日陰や条件の悪い所、また違った種類の梅はこれからである。
これは北向きの節田梅林。
つぼみもやっと膨らんできた。
花を見るなら、椿も良かろう。
これは山茶花と思われる。
おまけ:アマドコロも山菜としては丁度良い大きさになった。ただし、気をつけないと行けないことが一つ。近くにマムシグサも生えている。間違えて採ることはないと思うが、茎に模様が着いていたら止めた方が良い。
イチゲの葉の傍に雪割草。
椎茸もゲット。ただしこれは我が家の庭の中である。ホダ木は真室川町産で、数年間収穫出来た。
市役所の工事現場は、狩り囲いの上に大きなクレーンが見えるだけで、進み具合が判らなかった。
一時は2ヶ月半ほど遅れていたと報道があったが、久しぶりに市役所のメインの階段を上ると、その急ピッチな仕事が見えてくる。2階の階段踊り場からは、足場しか見えなかった。前回の写真が基礎工事までだったから、急成長ぶりに驚く。
4階踊り場からは、最前線が見られた。
市役所の市民課は、現在転入転出の書類を求める人達で混み合っている。4月6日の午後7時まで時間を延長して受付を行っているそうだ。ちなみに、酒田市は市役所建設の計画段階で、長岡市役所の見学を行ったそうだ。しかし根本的なことは変えられなかったと言うことかな。やはり、地方自治体はトップの裁量が大きいと思う。