48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

サイクルマラソン鳥羽志摩線を空手着で走る その1

2014年09月15日 22時22分34秒 | 自転車
9月14日 サイクルマラソン鳥羽志摩線その1

前日の晩の土曜日、仕事を終えてから自宅に帰って子供を拾い、三重県志摩市の実家に夜遅く帰った。
すいません柔道の先生方、明日は早朝から「サイクルマラソン鳥羽志摩線(とばしません)」という自転車大会なので、今日は練習をお休みさせていただきます。
国道23号線から伊勢湾岸道を走っておりましたが、夜にもかかわらず結構混んでました。特に長島スパーランドのインターは渋滞。連休なので遊園地も深夜営業しているらしく、夜9時台にもかかわらず、ジェットコースターが動いておりました。日本は平和だ(笑)。
東名阪自動車道と伊勢自動車道をかっ飛ばし、三重県志摩市の実家に着いたのが夜0時過ぎ。ビール飲んで寝たのが1時前でした。

朝5時20分にオカンに叩き起された。眠い~。
すぐに朝飯食べ始めるが、子供は起きてすぐなので食えんらしい。無理やりにでも食っとけー!
準備が終わり実家を出たのが6時。6km先の会場駐車場に着いたのが6時20分。駐車場は2/3くらい埋まっております。
子供と二人がかりで分解した自転車の組み立て。と言ってもタイヤとシート嵌めて調整するだけですが。調整が済んだら各自荷物のチェック。パンク用の予備チューブを各2本、空気入れ、小型工具一式、ペットボトル2本他・・・二人でチェックリストを読み上げて、確認作業終了。
「あと3分待ってね」
とここで着替えはじめた。そう、空手着に(笑)。
隣近所の参加者がびっくりした眼で私をチラチラ(笑)。わははは、目立つぞー!
「えー!やっぱり仮装するのー?お父さん離れてよー!」
息子は知らんぷり。

周りも続々と組み立てが終わった人から、数百メートル離れた本部会場に向かっております。私達も7時ちょつとに本部受付に。
見渡すと、8割がロードバイク、1割がクロスバイク、他はMTB・シクロクロス、結構バリエーション富んでます。
さすがに仮装は目立つのでしょうか、皆さんにジロジロみられました。わははは快感!
混雑防止のために、受付が終わった人間から順次スタートしてます。
「お父さん、早く出ようよ」
あほかあ、ロードバイクとは違う俺らが先に出ても、邪魔になるだけやんかあ。速い人達が出てからワシらも行くんやあ。ゆっくりでええねん。
最初の親子連れが出たので、私達もその後に続く。出発は朝の7時18分であった。
志摩市旧志摩町布施田の海洋B&Gセンターを出て、和具~越賀と進んでいく。この辺りの旧道は海辺を走っているのだがアップダウンが激しく、すでに3kmしか走っていないにもかかわらずバテた。写真は阿津里浜付近のうちの子供だ。
予想していた事だが、リアス式海岸ってのはアップダウンが激しい。御座岬の前なんて山の中走ってた。ほんとしんどい。この時点で抜いたり抜かれたり。
御座集落の中をぐるぐる回り、新国道に出る前で、前の女性チャリダーに聞かれた。
「道はどちらですか?」
コースはこちらですよー。と大きな道に出る。
しばらく行くと英虞湾に面した橋が・・・写真撮りました。私たち以外も止まられてる人多数。写真スポットです。
新国道もアップダウンはあるのですが、旧国道ほどではないので、皆さんガンガン飛ばしますねえ。もちろんシクロクロスとMTBの私達は抜かれまくりです(笑)。
時折追い抜くのですが、その時に私を見た人は、「ギョ!」という顔をされる方が多いですね。やはり自転車の大会で仮装の人は少ないんでしょう。

英虞湾内を架かるいくつかの橋を渡って深谷水道を越えて、船越集落へ。ここで写真撮れなんだあ!船越の浜から見る太平洋はむっちゃきれいです。
これでも大会なので、いちいち自転車を止めて写真を撮る余裕がありません。これからは走りながら片手運転で写しておりますが、これが怖い。アップダウンのコース上では出来ません。フラットな所しか映せん。
自転車に取り付け可能なCCDカメラ欲しい!
気持ちいいです。こんな光景がいっぱい。
志摩病院近くの脇道から、登茂山公園(ともやま公園)へ。この道は実家に帰った時のジョギングの道です。アップダウンが激しいのだ。先に折り返してきたレーサーさん達も視線が(笑)。中には手を上げて挨拶してくれる人もいる(笑)。
突き当りの展望台に到着!
皆さんここでまったり。あまりタイムを意識する人はいませんなあ。ここからは英虞湾内のリアス式海岸が一望できます。時折一般観光客の車が来ますが、皆さん一様にびっくりしております。
「何々?何があるの?」
そりゃあそうだわなあ、自転車レーサーが50人ぐらいゴロゴロいるんだから。中には私みたいに空手着もいる(笑)。
「もしもし、オカン?」とここで実家に電話。
「あんた、どこにいるの?」
「今、登茂山やねん。ここから波切に行くんやけど、今から10分後くらいに国道の交差点通るから」
「わかった、待ってるわ」
起伏の激しい道をとおって大王町波切(なきり)集落に向かう。国道の交差点にオカンがおった。
「帰りも近く通るから、また電話するわあ!」
「わかったー!」
自転車のレースとは思えない会話である(笑)。
波切集落の大王ステーションエイドへ寄りました。ここは旧大王町役場の跡です。懐かしいです。この役場の南側に公園があり、2歳の子供と一日中遊んだ記憶があります。
もっと昔の思い出だと、大阪に帰るまでの小学生時代、この田舎に住んでおりまして、2年生の時だったかなあ、この新しい役場の建物が完成した時に、記念に見学をし、当時の町長さんが説明して下さったことを覚えてます。

エイドのボランティアさんとお話。
「道着を着て暑いでしょう」
「風で全然進みませんわー。わははは」
「それって空手着ですか?ボロボロですねえ」
うはははー、一番古い道着です。あちこち破れてます(笑)。

ここでバナナ3本とペットボトルに麦茶を補給していただきました。バナナは氷で冷え冷えで最高でした!ありがとう!波切の人達よ!

国道を北上し阿児町甲賀口で国道を離れる。ここからの道は私にもわかんない。小学校の横を通り、とんでもない坂を上がってぐるぐると甲賀の里を走ってた。
子供が言う。
「お腹すいたー!朝ごはん食べれなかったから、ハンガーノックだー!」
「さっきの大王ステー―ションで、バナナいくつか食っただろう」
「ええ!何本も食べてよかったの?1人1本だと思ってた」
奥ゆかしい(別名バカ)息子である。
写真は国府の白浜です。
気がついたら鵜方の街に入った。インターからパールロードに入る。
「お前、どこ走ってるか、わかっとるか?」
「うん、ここからパールロードでしょ。上がったり下がったりが凄い道」
1年前に実家に自転車で帰った時に、鳥羽から志摩市阿児町鵜方のパールロード全線を、走ってえらい目に会いました。
その時の記事はこちら→「地獄への道 パールロード」
ホテルの横を過ぎて潰れた水産加工の店で、交通誘導のオジサンが横道に入るように指示。
んんん?どこ行くねん?
と思ったら、ホテルペルラの裏近くの工場跡がエイドステーションだった。
サービスのジェルをいただき、バナナを何本も食べ、ビスケットを頬張り・・・お前なにがっついてんだあ(笑)。欠食児童かあ!
その浅ましい姿を見たエイドのボラの人も、
「ぼく沢山食べ。何本でも食べ」
親として恥ずかしい。

パールロードに戻ってスペイン村の坂崎交差点まで一気に下る。そこから先はスペイン村とパールロード本線の観光客がほとんどの道。我々大会参加者を観光客の車がジロジロと見るのだ。
が私個人に対する一般の人達の反応は、マラソン大会より格段に少ない。マラソンの場合は全身が見えるのですが、自転車だと上半身しか見えないので、なかなか空手着とは気づかないみたいですね。自転車の人達は反応してくれるんですけどねえ。
パールロードを過ぎて的矢大橋で70kmの部の折り返し地点でした。という事は、95kmの部の折り返し地点まで、残り12~3kmか?
橋を過ぎて伊勢志摩ロイヤルホテルの交差点からは、名物ジェットコースター坂(私が勝手に名前を付けた)。思いっきり下って思いっきり登る。目の前にあるその道を見ると嫌気が差すよー。
「行くぞ!」
「応!」
と子供と掛け声をかけて全力で下る。そして登りへ・・・半分も行かんうちに慣性の法則は力尽きた(笑)。
そこからは・・・
登ったり下ったり、
登ったり下ったり、
登ったり下ったり、

地面ばっかり見てて景色を見る余裕なし。足がパンパン。
いつの間にか鳥羽市に入り、進んでいくとようやく大きな展望台が・・・テントがある・・・っって事は、ここが折り返し地点かー。
だー!やっと折り返しに到着だあ!ぜはぜは、しんどかったー!
10時半であった。出発から4時間ちょっと。
後半に続く・・・。

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6 コメント

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Unknown (鉄人28年)
2014-09-16 06:31:20
バイクで仮装い~なあ。

私も昔トライアスロンやっていましたが、
スイム→ウルトラマン(ウエットスーツ着色)
バイク→バットマン(マントなびかせる)
ラン→バルタン星人

とか考えましたね。もちろんやってません。
返信する
おつかれさまです~ (k)
2014-09-16 22:08:23
T岡さんの行動は相変わらず凄い!読んでるこちらが疲れてきます。きっと空手強いとか柔道が強いでなく体が強靭だと思います。
うらやましぃ~

インローなんですが押し込んでも
間違いではないです
倒せればどんな蹴りでもオッケーです。
ただ前足へのインローは簡単にカットされやすく、外されるとバランスを崩しやすいからスピーディーな蹴りのがいいかなと思います。
コンビネーションは基本対角線で
すが
左、左の時は左インロー、右フェイントで左ハイです
上級になると中々同じタイミングではあたらないので!!

それと
うちは山奥でなく山のふもとです(笑)とちょっと見栄を張ってみる
でも実際、岡崎は山を開いて作った土地で矢作川の近く以外は
坂ばかりです。

うちの嫁さんは中央総合公園(市民病院や市民球場があるとこ)
で鹿が道路脇で死んでるのを見たそうで
その近くの村や本宿(旧額田の境)からちょっと奥に入るとサルの群れをよく見るそうです
どんなとこだ!!



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Re:鉄人様 (T岡)
2014-09-18 05:09:00
鉄人様、こんにちは!
やはり鉄人様はトライアスロン経験者だったのですねー。

バイクで仮装というのは、やはり難しいですね。空気抵抗の事を考えると、躊躇してしまいます。今回も横風向かい風に翻弄されました。ホント嫌になるほど全然進みませんでした(笑)。

ただチャリの場合は、仮装の重量は全く感じませんでした。軽い空手着でもフルの場合は汗を吸うと、
「重いなあー」
といつも考えてしまうのですが、今回そういう感覚はありませんでした。
ポイントは風対策だけですねえ。

私の走力では重量九仮装は無理なので、軽量級でいろいろ考えてみようと思います。

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西三河は田舎 (T岡)
2014-09-18 05:29:18
k先生、こんにちは!

強靭とはちょっと違うかなと(笑)。
ハーフマラソン→フル→50km→70kmと毎年走る距離を延ばして、最終的にはウルトラマラソンの定番100kmを走りたいと思ってますが、ウルトラに才能はあまり関係ないと思います。
「ウルトラの女王」と呼ばれる遠藤栄子さんが、「ウルトラに才能は関係ない」と仰ってましたが、私もそう思います。
単に「長く走るのが楽しい」と思うようになると、誰でもできると思います。
フルで4時間切れない人でも、ウルトラでは完走しちゃう人がいっぱいいるそうです。
私はフルで5時間(笑)。嫁さんに「カメ!」と言われてます。

ああっ!そうか!確かにインローはカットしやすいですねー。うーむなるほど。
スピーディーな蹴りのほうが良いですね。
と今イメージトレしております(笑)。

うちの近所はサルは出ません(笑)。タヌキ・イタチ・テン・モグラはしょっちゅうです。
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おつかれさまでした (ノリタケ)
2014-09-20 02:27:30
親子でロードバイクで出場してました、ノリタケと申します。
工場跡エイドの写真中央右に写っております(笑)

空手着目立ってましたね。
同じく95kmコースだったので、「あっ、空手の人にまた抜かれた!」などと勝手に盛り上がっておりました。

ダイハツの交差点は見事にまっすぐ行ってしまいまして、5kmほど余分に走ることになりましたが、最後に伊勢海老が当たったので、文句は言いません(笑)

次回参加するときはよろしくです。
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ノリタケ様 (T岡)
2014-09-22 04:26:37
ノリタケ様、こんにちは!コメントありがとうございます。
覚えてます!私たちを抜いていったものすごく速い親子の方ですよね。しかし息子さんは速いですねえ。びっくりしました。
うちの子供も、「あのロードバイクの小学生君、すごい!」と言ってました。

服装・バイクから考えてベテランさんですね。私たち親子はまだまだ初心者ですので、これからもいろいろお教えください。

来年のよろしくお願いします!
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