3月9日 土曜日 大外刈りの打ち込みで脳震盪を起こして倒れる
月曜火曜と愛知県の2回目の高校受験日程なので、さすがに今日は中学三年生はおりませんでした。今日来てたらまずいよなあ。
という訳で、本日の柔道一般部参加者は中学2年生・高校生・一般数名だけの寂しい練習であった。でも久しぶりにY崎先生にお会いし、打ち込みの相手をしていただきました。
さて本日も内股の特訓です。だいぶ慣れたとはいえ、I瀬先生に指摘されたように、踏み込みの位置が、まだ全然ダメ。あああ、早くフォームを固めたい。
本日も師匠相手に内股120本打ち込み、この時ハプニング発生しました。何と私、軽い脳震盪を起こして、3分ほど倒れ込んでしまったのだ。
師匠の大外の打ち込みを受けている最中にである。「打ち込み」である、「投げ込み」ではない。
「打ち込みで脳震盪って、倒されたのですか?」
という問いが出ると思いますが、倒されておりません。立ったまま打ち込みを受けた瞬間、がガクンと揺れて、ぽわーとなってしまいました。
大外を掛ける際に、自分の上腕を顎下に叩き付ける、「ラリアット大外」ってのはよくあります。私もそれには気をつけております。
が、師匠の大外は胸が合った瞬間、肩をかち上げてアッパーカットのように、顎を下から突き上げて来たのだ。
ガツン!という衝撃で顎を下から殴られたように感じ、目から火花が飛び散って、次の瞬間目の前が暗くなり、膝をついてしまった。
あかん、脳震盪起こしてる。膝に力が入らん・・・。
「大丈夫か?T岡さん!」
師匠の声がぼんやり聞こえた(笑)。しばらくして目の焦点が合って、少しづつ理解出来て来た。ああもしかして俺って肩を突き上げられたのか。
手は?足は?動く動く。目の焦点も合って来た。ああああ、何とか生き延びた(笑)。
休憩しながら考えたのですが・・・顔面有りの空手を時々やっておりますが、ここまでピンポイントで顎の先端を突き上げられて、脳震盪起こしたことなんてありません。
落ち着いてから師匠にかくかくしかじか、脳を揺らされました、と伝えると、師匠はそれを狙ったんではなく、偶然そうなったらしい。
「いやああ、済まなかった。そういうふうになるとは」
と非常に申し訳なさそうに言われてました。
師匠の大外の破壊力に驚いた。下手すりゃ気絶してたと思う。
脳震盪を起こした身で何ですが(笑)、何かその「凄い技見て、感動した」って気になってしまいました。大外で「投げてKO」ってのはよくあるかもしれませんが、「崩しの段階でKO」出来る技なんですね。おっそろしい技だ。
いやこれは、「おっそろしい人だ」と言うべきかもしれない。こんな掛け方普通には出来ないと思います。
翌日交友のあるボクシングのトレーナーさんに、昨夜の事を話してみたら、
「ああそれって、ボクシングでよくあるのと同じだと思う」
???柔道ではなくボクシング?
「あのねえ、胸が合わさるようなクリンチの時に、相手の顎をショルダーでかち上げるんだよ。相手を崩せるし、上手くいけばT岡さんのように脳震盪だから(笑)」
こええええ~、俺ってそんな技を受けたのか。
柔道ってのは奥が深い。つくづくそう思いました。
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月曜火曜と愛知県の2回目の高校受験日程なので、さすがに今日は中学三年生はおりませんでした。今日来てたらまずいよなあ。
という訳で、本日の柔道一般部参加者は中学2年生・高校生・一般数名だけの寂しい練習であった。でも久しぶりにY崎先生にお会いし、打ち込みの相手をしていただきました。
さて本日も内股の特訓です。だいぶ慣れたとはいえ、I瀬先生に指摘されたように、踏み込みの位置が、まだ全然ダメ。あああ、早くフォームを固めたい。
本日も師匠相手に内股120本打ち込み、この時ハプニング発生しました。何と私、軽い脳震盪を起こして、3分ほど倒れ込んでしまったのだ。
師匠の大外の打ち込みを受けている最中にである。「打ち込み」である、「投げ込み」ではない。
「打ち込みで脳震盪って、倒されたのですか?」
という問いが出ると思いますが、倒されておりません。立ったまま打ち込みを受けた瞬間、がガクンと揺れて、ぽわーとなってしまいました。
大外を掛ける際に、自分の上腕を顎下に叩き付ける、「ラリアット大外」ってのはよくあります。私もそれには気をつけております。
が、師匠の大外は胸が合った瞬間、肩をかち上げてアッパーカットのように、顎を下から突き上げて来たのだ。
ガツン!という衝撃で顎を下から殴られたように感じ、目から火花が飛び散って、次の瞬間目の前が暗くなり、膝をついてしまった。
あかん、脳震盪起こしてる。膝に力が入らん・・・。
「大丈夫か?T岡さん!」
師匠の声がぼんやり聞こえた(笑)。しばらくして目の焦点が合って、少しづつ理解出来て来た。ああもしかして俺って肩を突き上げられたのか。
手は?足は?動く動く。目の焦点も合って来た。ああああ、何とか生き延びた(笑)。
休憩しながら考えたのですが・・・顔面有りの空手を時々やっておりますが、ここまでピンポイントで顎の先端を突き上げられて、脳震盪起こしたことなんてありません。
落ち着いてから師匠にかくかくしかじか、脳を揺らされました、と伝えると、師匠はそれを狙ったんではなく、偶然そうなったらしい。
「いやああ、済まなかった。そういうふうになるとは」
と非常に申し訳なさそうに言われてました。
師匠の大外の破壊力に驚いた。下手すりゃ気絶してたと思う。
脳震盪を起こした身で何ですが(笑)、何かその「凄い技見て、感動した」って気になってしまいました。大外で「投げてKO」ってのはよくあるかもしれませんが、「崩しの段階でKO」出来る技なんですね。おっそろしい技だ。
いやこれは、「おっそろしい人だ」と言うべきかもしれない。こんな掛け方普通には出来ないと思います。
翌日交友のあるボクシングのトレーナーさんに、昨夜の事を話してみたら、
「ああそれって、ボクシングでよくあるのと同じだと思う」
???柔道ではなくボクシング?
「あのねえ、胸が合わさるようなクリンチの時に、相手の顎をショルダーでかち上げるんだよ。相手を崩せるし、上手くいけばT岡さんのように脳震盪だから(笑)」
こええええ~、俺ってそんな技を受けたのか。
柔道ってのは奥が深い。つくづくそう思いました。
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自分もそのかち上げでそういう風になるとは知らなかったので大変ためになりました。
予防としては首を鍛える、顎を引く、ガードをするです。
顎が上がってると当たった時に脳が揺れやすいので危険です。
最近、格闘技の技の危険性が解ってきて特に脳が揺れるような練習を続けてくと何年かたってから脳の異常がみられるそうです!!
直接顔に打撃をもらわなくてもビックミットをもって打撃を受けるだけでも脳が揺れて危険だそうなので気を付けたほうがいいです
「上腕部を使ったラリアット大外刈り」は、今まで何度か喰らっているので、それなりに耐えれる事が多く、しかも上腕部なのでそんなに痛くはありません。
が「肩のかち上げ大外刈り」は、予想してなかった事もありますが、硬い肩を顎の先端ピンポイントで受けたので、脳を完全に揺らされました。
怖かったです。
もし実際の乱取りでこれを受けてたら、肩が当たった瞬間脳震盪で、転んでも受け身なんか取れてないと思います。路上だったら死んでる(笑)。
昨日も師匠の大外の打ち込みを受けていたのですが、「肩で顎をかち上げられたら、どうしよう?」と、恐々受けておりました(笑)。
恐ろしいですね。
もし今後の人生で食らう機会があった時
T岡さんの言った事を思い出し気をつけたいと思います。
気を失っているので気をつけられないかもしれませんが
ホントに怖かったです。打ち込みの段階でKOされるとは、思いもよりませんでした。
一番の原因は、やはり自分の油断だと思います。私と違って相手は本物の柔道家ですから、当たりの衝撃もある程度気にすべきでした。ぼーっとして受けてた私が悪い。
打ち込みの段階であれだけ相手を崩せるのには、やはり憧れます。当分の間内股の打ち込みをガンガンこなして、もっとましなフォームを作り上げたい!
中学生ぐらいならポンポン投げれる内股が・・・今はまだ投げれません。道は遠いですが、頑張ります。