48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

東海道を走る 三重県関宿から滋賀県貴生川まで 1

2020年12月08日 20時54分53秒 | 東海道をランニング
12月6日 日曜日 東海道を走る 三重県関宿から滋賀県貴生川まで

やろうやろうと思っていたけど、なかなか踏み切れなかった東海道ランの続きです。
本日の目標は鈴鹿峠越え32キロ。移動は電車を使わなければいけないので、どうしても朝早くから行かないと走れない。で、「行こう!」と思っていても、寝坊するパターンが多く、結局行かないまま3か月くらい経ちました。
しかし今回は朝3時40分に起きた!

適当に昨日の残り物を食べ、4時半に家を出た。当然真っ暗(笑)。しかも寒い。
昼間なら50分以上かかる道も、三河安城駅には25分で到着してしまった。三河安城駅はほとんど人がいない。在来線で切符を購入し、朝一の普通大垣行で名古屋に出る。
名古屋駅のホームで食料・酒を買おうと思ったが、キオスクは7時からの営業なので何も買えなかった、ぐやじい。
この男が電車で呑み鉄しないのは久しぶりです。

関西本線に乗り換えて、しばらくすると夜明けである。電車の中から朝日の中の木曽三川の写真を撮りまくってた。
ああ腹減った。三河安城に行く前に、コンビニで何か買っとけば良かった。
亀山に到着し、関西本線の柘植行のディーゼルに乗り換えるが、この時もキオスクなんて無い。
ああ腹減った。

関駅に到着です。写真は乗って来たディーゼルカーです。独特の音と匂いがして良いですよ。
中学生達数名と引率の先生が一緒に下りましたが、カメラを持っていることから、写真部か歴史研究部(?)みたいです。眼鏡を掛け頭の良さそうな子たち(笑)。関の宿場町を勉強するみたいですな。
駅前のトイレを使い、軍手をはめ防寒具を着こんで準備完了。8時半ごろスタートです。
しかし駅前にも関宿にもコンビニが無い!腹が減った!

朝早いと観光客もいません。誰も居ない宿場町を1キロ気持ちよく走っております。
この時点の気温は6度で、ウィンドブレーカーが無いと寒い。ただし宿場町を抜けて東海道の坂道にかかると、じっとり汗がにじんできました。
旧東海道は国道1号線と並行している区間、1号線と同じ区間の繰り返しで、旧東海道だと農家の点在する農道がほとんどで、景色も素晴らしく最高です。逆に1号線は交通量が多く、非常に喧しい。

関から6kの鈴鹿峠手前の坂下宿です。宿場町というより農家の集落を走る農道ですな。それでも古い大きな農家が多いので、坂道ですが走ってて気持ちがいい。
すいません訂正します。坂道がキツイ(笑)。
太陽が上がると気温も上って来て、我慢できずにウィンドブレーカーを脱ぎました。

坂下宿を過ぎる頃から傾斜がきつくなって来た。時折這いつくばるような坂道が出て来た。腹が減って動けなくなるのを我慢して、必死の形相で坂道を駆け上がる。
鈴鹿峠と箱根はどっちがきついんだろう?やっぱり箱根だよなあ。

この辺りは気温が高いのか?まだ紅葉が残っておりました。素晴らしい!
でも腹減った。

この鈴鹿流薙刀術ってのは、調べてみたら奥州仙台藩の流儀だそうですが、どうやらここから出ているらしい(?)。諸説あってわかんないとの事。この石碑は三重県知事の揮毫なので、信頼できるのであろうか?
非常に小さな流派みたいです。うちの空手道場みたいですな。
江戸時代ってのは、ほんのちょっと技を工夫しただけで、「これが我が流派の奥義・秘伝でござる」と、新しい道場や流派をぶち上げる所が多かったみたいです(笑)。
江戸時代の剣術・薙刀・居合を一時期調べていたことがありまして、その流派数は全国で千とも二千とも言われていたそうですが、なんとなく戦後の空手の流派に似てますな。
余りにも流派が多すぎて、何がなんだかさっぱりわかんない、ってとこですか。
よく昔の時代小説やドラマを見てますと、「極意」とか「秘伝」ってのが出てきますが、北斗の拳じゃないんですから(笑)。
私も武道やってて、そんなのは信用してません。
武道ってのは、突き詰めれば非常に合理的なもの(体系)だと思ってます。
40~50年前ならともかく、21世紀の現代では「非合理的な武道」ってのは、(定義はあいまいですが)生き残っていけないでしょうね。というか、どことは言わないけど、未だに生き残ってる所があるのが不思議です。
話が外れてしまった。

坂道があまりにもきつい。しかし紅葉は美しい。ホントに綺麗。これぐらいの御褒美が無いと走れんわなあ。

隣の1号線も九十九折れになり、旧東海道も荒れた林道になってきました。ああ階段上ってるようだ。毎日裏山を走っておいて良かったな。これぐらいの坂だったら、大正村クロカンとそう変わらん。
ひいはあひいはあ。
再び1号線と合流し、最後の林道に入る場所が分からず、1号線トンネルの手前まで走ってきてしまった。
あかん、道間違えとる。戻ろ。
現在1号線は工事中で、旧鈴鹿峠への入口が非常にわかりづらい。
「どこだー!入口はどこだー!」
入口を探してうろうろする。「杉野はいずこ!杉野はいずこ!」と叫んだ広瀬武夫中佐の心境であった(←古い例えだ)。

反対側に公園らしきものを発見し、びゅんびゅん峠を飛ばす車の合間を縫っていくと、そこが峠道の入口であった。
登山道もどきをガンガン駆け上がっていくと、杉林の中が鈴鹿峠!ついに到着!

次回予告:滋賀県を駆け下るおじさんは、ハンガーノックで死にそうになる

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