すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

地球環境温暖化と食料

2011年01月16日 | ブログ

 寒い日が続きます。昨夏はとても暑かったし、地球温暖化の影響があると考えれば今年の冬は寒さが余計身に染みる。インフルエンザも流行の兆しです。

 岩沼でインフルエンザが流行しつつあり、学校でも数人のインフルエンザが発生したと聞きました。外出先から帰ったら、うがい・手洗いを忘れずに!また予防にはマスクが良いとのことです。

 寒さにかまけてブログを3日休んだら、ブログのメイン画像から文字が消えていたことは、我ながら驚いています。驚いたと言えば、、、知人が亡くなりました。

 昨年四月に市役所を定年退職した「三浦秀一」氏が、一昨日急死されました。詳細は不明ですが、東京のホテルに滞在中大浴場で亡くなっていたとのことです。

 三浦氏は岩沼ソフトバレーボール協会の会長や自衛隊、陸上競技協会など様々なボランティアを歴任している方です。東京には会議に出席する予定とのことでした。

 帰岩後の昨日は、東北学院岩沼支部で開催した「ニューイヤーパーティ」に参加する予定でした。一昨年まで支部の事務局に尽力されていました。大変残念ですが、ご冥福をお祈りいたします。

 日本列島が寒波に見舞われている中で、世界中で大規模な自然災害が発生しています。自然災害は食糧需給に大きく関わっているのです。

 南半球では豪州やブラジルが、今までに経験したことにない大雨の被害に遭っています。豪州の水害は農作物の生産に大きな被害があると報じられています。

 また、北半球でもカナダやロシアで食料が不足するとの見方がある状況です。特にロシアは昨年8月の猛暑で大規模な干ばつや森林火災が発生しました。

 そのため、ロシア政府は小麦の減産で、国内消費量に達しないことを理由に、小麦を一部禁輸する措置をしました。それで価格が一時的に上昇することもありました。

 世界の穀物需給や価格は10年前と比較し、「生産量で18%増」「消費量で20%増」ですが、「在庫量は24%減」となっており世界の穀物在庫率は30.4%→19.2%迄減少しているのです。

 また、穀物価格は上昇傾向にあり、10年前と比較すると「小麦は3,2倍」「トウモロコシは2.6倍」「大豆は2.5倍」の価格になっています。

 日本は円高の影響で実感が無いのかもしれませんが、このデータから価格が下がらないことが予想されます。それ以上に深刻なのは、円安になれば食料品の大幅な値上げが予想されます。

 気がかりなのは日本国内での農業生産量は、ほとんど増えておりません。世界が生産量を増やしている状況下で、日本が増やしていないのが気がかりです。

 新興国では食肉消費量の増加に伴うことも影響しています。穀物の生産量が多くなっても途上国の人口増加などで、生産量が追いつかない状況にあるのです。

 それにもまして、地球環境温暖化による天候不順は、穀物の減産に追い打ちを掛けています。日本国内で農業生産量を増やす工夫が必要ではないでしょうか。

 岩沼も農業法人に補助するとか、人材の育成に努めるとか何らかの手立てを加えることも必要でしょう。パンや麺などの原料の代わりに、米粉を使用するとかです。

 米を米粉に製粉する機械は、多額の設備投資を必要とします。JAや農業法人と連携をすることで、新たな雇用を見いだすことが出来るのではと考えます。

 新たな産業創造は自治体にとって大きな課題です。

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市単独で火葬場は不可

2011年01月12日 | 市政・市制・市勢

 正月といえば、松の内。明けましておめでとうございますなどと、おめでたい中に於いて、新年早々ブログに「火葬場」は縁起でもない禁じ手かと思います。

 岩沼市は市単独で火葬場を作ろうとしています。現在の火葬場は県内でも有数の老朽化した施設だと認識しています。大切な身内の方が亡くなった最後の別れには、とてもふさわしくないと考えています。

 火葬場を更新しなくてはと、私だけでなく多くの市民は考えています。夏は暑く、冬は寒い。施設らしき良いところなど何も無いのが現在の火葬場です。

 老朽化は40数年という時代の経過と共に、場所は市内の中心部になりました。駅から近いという好条件の元、近隣には住宅が張り付き、異臭や洗濯物などに苦情が出ています。

 しかし、ここ数年何も進展しなかった訳ではありませんでした。名取市と共同の火葬場を建設する議論もありました。結果として名取市とは破談になりました。

 名取市は平成9年、閖上に新しい火葬場を建設しました。その火葬場はデザイン大賞を受賞するなど、6つの炉と休憩室などを有する立派な施設です。

 名取市では新しい火葬場のために、年間3000万円程度の維持費が掛っています。それに対し岩沼は約500万円の維持費です。新しく作れば、維持費は増えます。

 岩沼市との協議内容で破談になった経過は明らかにされていませんが、6炉の内、2炉は岩沼のため空けてあるそうです。連携すればすぐにでも使用できるのです。

 もし岩沼が単独で火葬場を作ろうとしたら、建設費のみならずこれまでとは比較にならない費用が掛かるのです。そこで、簡単な比較をしました。

 名取市の火葬場を岩沼が市外の使用料を支払ったとすると、1遺体5万円の費用が掛かります。岩沼で一年間に亡くなる方は400人弱なので、年間使用料2000万円。30年でも6億円程度です。

 岩沼が使用とする炉は空いていますので、2炉分で建設費約7000万円は掛かります。また年間の維持費を1000万円を助成したとすると、30年で3億7000万円。

 名取市と連携すれば、30年の合計で9億7000万円→約10億円が想定されます。しかし、岩沼単独の場合はどうでしょうか。市は費用算出をしていないのです。

 市長は昨年9月の定例会で、大友克寿議員の一般質問で建設だけで10億円かかると答弁しました。その後維持費の関係を指摘した際に、維持費も含むと訂正しています。(いい加減な答弁でした)

 新たに土地を購入は1億円。建設費は最低でも5~6億円かかると想定します。周辺整備に1~2億円。維持費は名取市を参考にすれば年間2000万円、30年で6億円。全体で13~15億円かかると考えます。

 いずれにしても岩沼市単独火葬場を建設した場合は、市民に多大な負担が生じます。それは建設費ではありません、維持管理費なのです。

 また、名取市との連携が出来ないとすると、亘理町との連携も模索できます。亘理町は山元町と福島県の新地町が、3町で広域で火葬場を運営しています。

 市長は在任中に火葬場を建設したいようです。何故ここまで、こだわるのか分かりません。駐車場の狭い図書館に続いて、石碑に名前でも残したいのでしょうか。

 行政は将来に負担を残さない、岩沼はズレている。

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岩沼の職員は高額給与

2011年01月11日 | 市政・市制・市勢

 昨日のブログで議長の交際費を調べてきました。宮城県議長会に出席した懇親会の費用(一万円)は2人分でした。出席したのは議長と事務局長です。

 仙台市や他の自治体も事務局長などが懇親会に参加しており、議長交際費に記載しておりません。事務局長いわく、他の自治体は需用費などとして計上しているかもしれないとのことです。

 岩沼だけが真面目に議長交際費として計上している表れとのことです。何故かというと、名取市は名刺代が計上されていますが、岩沼でも別経費に計上しています。計上方法が自治体ごとに異なると分かりづらいですね。

 今日は分かりやすい、市役所職員給与について書きます。岩沼市職員の給与は宮城県内の自治体で、政令指定都市(仙台市)を除けば一番高額なことが分かりました。

Photo_2

 総務省が作成するラスパイレス指数という比較によるもので、国家公務員の給与を100とした場合に地方公務員の給与水準を示した指数です。

 指数(給与)の高い(100を超える)自治体には、特別交付税や起債に対する指導が行われます。つまり、給与が高い自治体には国が関与しています。

 ラスパイレス指数とは本給のみを比較した場合であって、地方公務員の給与実態を正確に反映したものでないと言われています。なぜなら民間のボーナスに当たる期末手当などは対象外だからです。

 ちなみに宮城県の指数は97.2→99.1で都道府県別では27位となっています。昨年の順位が36位でしたが、職員の給与を3,8%カットする措置をとっています。

 この指数だけで給与が高いと判断するには無理があります。補正措置はしてますが、首都圏の消費財を元にした物価指数と比較すれば、岩沼とは格段の差です。

 国家公務員や県職員は通勤実態で指数以上の大きな差が生じています。岩沼市の場合はほとんどが地元であり、転勤などのリスクもありません。

 大都市に住む公務員や企業の方は、通勤時間が1~2時間などが大半です。特に東京は2時間が当たり前状態で、それに加えて物価高はより深刻なのです。

 地方公務員の給与水準は7年連続で、国家公務員を下回る結果となりました。しかし、岩沼が仙台市を除く県内1位ということは、民間(市民)との差が益々大きくなっていくのではないかと心配しています。

 岩沼市議会が議員の期末手当を下げることに反対しましたから、職員給与を高いと批判はできません。ブログにこの記事を書く説得力が薄いのです。だけど

 財政力が豊かは、給与が高いことと比較にならない。

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議長交際費の使途は?

2011年01月10日 | 市政・市制・市勢

 全国高校サッカーの決勝が行われ、滝川第二高校(兵庫)が久御山高校(京都)を5-3で下し初優勝しました。一時は4-1と圧倒的に滝川第二が有利でした。

 試合途中は一方的な内容と思われたが、後半の粘りは面白かったです。後半の30分過ぎから立て続けに久御山が2点を入れ1点差に迫ったが、ロスタイムで力尽きました。

 昨日行われたサッカーアジア杯でも、日本代表の試合内容は、後半アディショナルタイムに同点ゴールでした。高校サッカー共々、諦めない気持ち!感動でした。

 岩沼市議会は私のブログでは悪評が高く「死議会」や「痴呆議会」などと揶揄されています。それは期末手当削減などの議案結果が、引き金でしょうか???

 書かれて当然だと思います。市民から頂いた信任は4年という任期を全うしなければなりません。高校サッカーならぬ「諦めない気持ち」を持ち続けるよう、、、

 また見つけました。議長交際費の一部です。↓

<colgroup><col width="78" style="WIDTH: 59pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 2496" /><col width="86" style="WIDTH: 65pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 2752" /><col width="94" style="WIDTH: 71pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 3008" /></colgroup>
H22,8,27
宮城県議長会懇親会会費
  会費 (円) 議長交際費
仙台市 記載無し 公表
石巻市 記載無し 公表
塩竃市 記載無し 公表
大崎市 記載無し 公表
気仙沼市 記載無し 未公表
白石市 記載無し 未公表
名取市 記載無し 公表
角田市 記載無し 未公表
多賀城市 記載無し 未公表
岩沼市 10,000 公表
東松島市 5,000 公表
栗原市 5,000 公表
登米市 5,000 公表

 岩沼だけが1万円の会費額で、他の自治体は半分の5千円や記載無しなのが、理解できますか?。この会議に出席した会費は公費でもかまいませんが、会費の金額が違うことに納得できませんよね。

 宮城県議長会という会議なのに、仙台市から多賀城市までの9市は参加したのでしょうか?石巻市は領収書の有無もネット上に記載する欄があります。領収書はあるのでしょうか。

 財政的に裕福な岩沼市は、議長と副議長の2人分参加したのかもしれません。副議長は今年度、長田副議長に変わりましたから、議長会に出席したのでしょうか。

 しかし、同日には尾花沢市の花笠祭りにもご祝儀を支出していますから、議長か副議長のどちらかが県の議長会に出席したことになります。

 また、4月23日に支出している「亘理名取地区市町議会連絡協議会定例会」の懇親会は3人分(¥15,000)支出しています。ちなみに名取市は1人、亘理町は2人、山元町は公表していません。

 何故岩沼だけが3人分の支出で他の自治体は、少ない人数分なのでしょうか。分からないことが多い岩沼市ですね。明日調べるので、また報告します。

 このようなことに頑張るって、気持ち萎えますよね。


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市長交際費も公開して

2011年01月08日 | 市政・市制・市勢

 岩沼市に街宣車が毎日のように来るようになりました。昨年末から今年に掛けて、市役所前に異彩を放つ車が訪れています。内容は女性の声でやさしく語りかけています。

 なにやら井口市長について言っています。詳細は分かりませんが、「募金着服のことや市外に家がある」など街宣で述べられています。前後には警察車両とおぼしき車も随行するなど物騒な状態です。

 街宣車が多いときは5台を数えました。これは異例な出来事と思います。年末年始の6日間は来なかったが、昨日も市内を車で走っているときに出会いました。

 さて今日は物騒なことではありません。昨日、議長の交際費について書きましたが、今日は市長の交際費について書きたいと思います。県内の市長交際費です。

<colgroup><col width="69" style="WIDTH: 52pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 2208" /><col width="71" style="WIDTH: 53pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 2272" /><col width="82" span="2" style="WIDTH: 62pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 2624" /></colgroup>
  人口 市長交際費 備考
仙台市 1,010,859 843,500 H21年度
石巻市 164,756 1,770,391 H21年度
塩竃市 58,057 973,053 H22,4~11
大崎市 136,149 1,202,849 H21年度
気仙沼市 64,263 1,976,530 H21年度
白石市 38,397  
名取市 71,191  
角田市 32,317 506,699 H22,4~11
多賀城市 63,501  
岩沼市 44,345  
東松島市 43,461 697,018 H21年度
栗原市 78,160 2,579,250 H21年度
登米市 86,941 1,987,270 H21年度

 13市の内、公開していないのは岩沼を含む4市です。角田市や塩竃市は今年から公開しています。それにしても県北の市は交際費が多いですね!

 昨年度の内訳は百万円以上が5市もありました。人口と比例しない支出額です。県北の市は香典代などが多く占めています。合併した町村が多い理由かもしれません。

 合併前の議員や団体が多く、交際費は大きくなっている一因です。他県の都市部の市では、都市化の影響なのか交際費が少ないのです。仙台市もその一例かもしれません。

 他町の先輩議員にお聞きしたところ、今の社会情勢では昔の関係を断ち切れないところが多く支出が多くなっているのでは、と指摘されておりました。

 岩沼市では情報公開を元に市長の交際費も、開示請求できるかもしれません。本来であれが情報公開してほしいのですが、何故しないのでしょうか?(条例に無いと言うかもしれません)

 市議会は議長交際費を公開しておりますが、市長はそういう交際費の公開を拒んでいるのでしょうか。今まで気づきませんでした。まだまだ分からないことが多い市ですね。

 情報公開したら、街宣車がまた増えたりして???


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