すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

議員が作る議会だより

2011年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 岩沼市議会の情報化対策特別委員会ってご存じですか。名前が堅苦しいので何をするのかというと「議会だより」を作っています。今日は3月号の編集会議を9時から3時間編集に携わりました。

 議会だよりは事務局(市職員)が作るのではないかと思っている方もいらっしゃいますが、議会だよりは我々情報化対策特別委員会のメンバーが作成しています。

 議会での一般質問を掲載していますが、内容は質問した議員が決められた文字数で作成します。その原稿を委員会のメンバーで手分けし、質問の中身を確認します。

 内容と違っていないか会議録を見ながら確認していますから、議員が勝手に作文したものを掲載することはありません。また、写真を撮ってきたりもします。

 文章に見合った小見出しなども委員で決めるのです。9人の委員で構成され無い知恵(これは他の議員に失礼ですね!私のことです)を絞りながら、悪戦苦闘です。

 日程は以前から決まっていましたが、今日は所用のために途中退席や病欠で休まれた方もいて、最も少ないときは5人で編集をすることになったのです。これは初めてです。

 「3人寄れば文殊の知恵」と言いますが、凡人が3人協力すると天才を超えるというたとえでしょうか。相談すれば何か良い知恵が浮かぶのですが、、、出て来ない。

 9人揃うときは各々専門分野が居るのです。例えば小見出しを作ると天才的能力を発揮する方や写真を撮るとプロ並みのシャッターチャンスを逃さない。

 初めから得意な方ばかり集まったわけではありません。編集に携わり何度も考えながら、また何度も写真を撮り続けたから出来たことだと思います。

 議員も初めから上手に一般質問できるわけではありません。一人で考え、相談しアドバイスを受けながら自分の専門分野を見いだしていくのです。

 一時ですが、5人寄れば文殊の知恵とはいきませんでした。良い知恵が出るまで時間は掛かりましたが、なんとか校正することが出来ました。

 あと2回の校正を経て発行になります。お楽しみに!


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