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確たる事実って、謎②

2013年12月06日 | 市政・市制・市勢

 12月議会はただいま開会中で、3日の召集日に任命などの議決がありました。その後は休会で来週月曜日から(9~11日)一般質問が始まります。

 岩沼市議会は議会基本条例改正で『確たる事実に基づかない発言及び情報発信を行ってはならない』と規定し、今議会で議決する予定です。(私達の会派以外は賛成の見通しかな?)

 私は今議会で一般質問を見合わせました。『確たる事実』に引っかかっているからです。質問者は13人の議員が届け出ました。が今議会で質問者は『確たる事実』だけを述べて質問することが出来るのだろうか。とても疑問です。

 なぜなら、確たる事実とは『メディア』の情報発信が、確たる事実なのだろうか。メディアの全てが確たる事実とは限りません。確たる事実って、やはり謎です。

 メディアは一部について伝えられるが、すべてを伝えることは不可能です。メディアによる見解や意見だってあります。確たる事実とは難解なものだと思いませんか。

 そこで一般質問です。市政を質す質問をすることは議員にとって大切です。しかし、見解や論評が無い、確たる事実だけを伝える質問には、限界を感じます。

 今回、質問をしない議員は私と大友健議員、沼田健一元議長、国井宗和議員と髙橋議長です。この確たる事実を提案した沼田元議長は一般質問をしません。

 沼田議員は最も長い7期の議員生活を送る議員でもありながら、『確たる事実』の条例改正を提案し、一般質問されないことに違和感を感じます。どのように質問するか示してほしいものでした。

 確たる事実の発言は今議会の対象ではありません。質問中で『・・・私は考える』とか『私が思うに・・・』とは言えなくなるかもしれません。歯がゆい質問にならないことを願うばかりです。

 確たる事実の検証に、議会傍聴をお願い致します。

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