湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

絶不調の表丹沢偵察行 104km

2008年06月07日 | 自転車生活
 本日は去年の秋の台風で崖崩れに見舞われた表丹沢林道を偵察がてら、日向林道→浅間山林道→表ヤビツよりヤビツ峠→菩提峠→表丹沢林道徘徊→再び表ヤビツというコースを走ってみるつもりでした。



 がしかし、日向林道へのアプローチですでに足がなくなってしまいました。今までもアプローチの急勾配部分を楽に上りきれたことなどありませんが、林道に入ってからは勾配が緩やかになるので、たいていいつも楽しみながら結構軽く上れてました。でもこの日はその部分でも景色を見る余裕はほとんどなし。海岸線を走っているときもなんとなく足が重く感じてたのですが、全然“なんとなく”なんかではなかったようです。



 ようやくピークを越えてほっとひと息。



 そして、今度は背中から薄皮あんぱんを出して口に入れながら浅間山林道へ向かいます。でも、ここもアプローチから今まで感じたことのないキツさ。ペースはかなりゆっくりなのに。



 木材切り出しの大型車両が入っているせいか、林道の路面はかなり泥で汚れ、荒れていた。



 しかしこんなんで大丈夫なのだろうか?と少し胸が痛くなった。

 浅間山林道を抜けてからは予定通りヤビツを目指したのだけれども、冗談抜きに足が売り切れてしまいました。心拍は低いのに、アウターに入れてるんじゃないかと思うくらいに足が重い。でもギアはもちろんインナー・ロー。そんなわけで、もう駄目だ、上りから逃れて足を少しでも休めようと、



 順番を変更して表丹沢林道に逃げ込んじゃいました。いくら2本林道を走って来たとは言え、ヤビツまですら走り切れなかったのはかなりショックでした。



 表丹沢林道はところどころ路面が荒れたり汚れたりしていて、ロードだと押しをまじえなければなりませんでした。おかげでクリートやタイヤは泥だらけになってしまいました。でも去年の崩壊部分はすっかり修復されてました。
 


 表丹沢林道の偵察を終えたあとは、なんとか頑張って菩提峠。表丹沢林道側からロードで上るのは実ははじめてで、自転車から降りずに上りきれるかかなり不安だったのですが、思ったよりかは楽に上り切ることができました。これはもしかしたら葉山国際効果かもしれません。



 そして菩提峠からは、土曜日にもかかわらずめずらしく人ひとりいなかった護摩屋敷の水場に寄ってようやくヤビツ。今日はこの看板を見ることができないと思ったりもしたので、お約束の峠の看板がとても愛おしく感じました。え~ん(涙)

 ヤビツを下ってからの帰路は、なるべく乳酸を取り除こうと、フォームが乱れない程度の軽めのギア、低めの心拍で、くるくる足をまわしました。そして海岸線に出てからは念入りにクールダウン。でも今日はなかなか心拍あがらなかったくせに、下がりもとても悪かったので、江ノ島が近づいてからの残り数kmは時速22km程度のスピードでしか走れませんでした。抜こうかな、それともやめとこうかな?といった自転車の気配を何度か背中に感じて少し焦ったりもしたのですが、ここで見栄張って頑張ってこいでしまっては意味ないと思って、結構必死に低速を心掛けました。

 そんなふうに頑張った甲斐あって、江ノ島に戻ってきたときは少しはダメージが軽減されていたような気がするのですが、今日の偵察で本番への不安がかなり高まってしまいました。果たして本番、僕はちゃんと走りきることができるのだろうか?と自信をなくした本日の偵察行でありました。