湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

しばらく雨の季節か・・・

2008年06月02日 | 日常生活
 本日、関東地方の梅雨入り。「えぇ、もう?」と声をあげたくもなってしまうけれども、この先の天気予報を見ればまぁ仕方ないのかなとも思う。高まりつつあった練習意欲をどこに持って行けばいいのか少し戸惑いもあるけれども、とりあえず梅雨のあいだは雨の日にこそ落ち着いてできることを、落ち着いてできればいいと思う。そして梅雨のあいだにしっかりたくさん雨が降って、しかるべきあまり遅くない時期に潔く梅雨明けしてくれればいいと思う。ついでにちょうどお休みのときに梅雨の中休み的な空気の澄んだ晴れ間が見えたらとても嬉しい。

 さて4月は房総オフ以外はほとんどまともに走れなかったけれども、5月はなかなかに充実した自転車生活が送れたように思う。轍屋さんのMTB丹沢耐久ツーリング、ヤビツ3回、ランドナーでの新緑ツーリング。それから今後の練習プランを検討するための湘南平と葉山国際&湘南国際村。予想より早い梅雨入りに、とりあえず5月はたくさん自転車を楽しめたことにホッとした気持ちになった。

 そんな5月の月間走行距離は、1037km。結構楽しんだわりには距離が少ない気がするけれども、自分的には充分満足。遊んだ感がちゃんとあるのに走行距離が少ないことが、逆に内容的な充実をあらわしているような気がする。もっともそうは言っても1000kmって決して少ない距離ではないですけどね。

 梅雨のあいだにしておきたいこと。したいこと。

 まずは、ありがちだけれども普段は苦手な自転車の整備。とくにMTBはかなりパーツにガタが出はじめているので、コンポの総交換を検討中。今のパーツは1994年に購入した完成車に付いてきたものだから、愛着はあるけれどもそろそろ仕方ないのかなと。トップ・ノーマルとかロウ・ノーマルとか良くわからないので、少し勉強しないと駄目ですね。もっとも実際本当に交換するかは、整備してみてから決めるつもりだけれども。あとブリヂストン号とランドナーも基本的な整備をしておきたい。乗っててちょっと気になる点があるので。

 あとトレーニングについて考える時間を少し持ちたい。トレーニング方法についての基礎的な知識がもっと欲しいし、そのうえでできる範囲の無理のないトレーニングについて考えてみたい。

 それから、梅雨のあいだはたくさん本を読みたい。それも良質な内容、良質な文章のものを。こんなのもちろん個人的な感覚なわけだけれども、少なくとも僕にとってそう思えるものを何冊か読んでおきたい。そういう本を読む必要性を最近感じるのです。なんかあまりそういう本って読んでないんですよね。

 もっとも、そんなことを言っておきながら、昨日読み終えた伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」は、本当に息つく暇もない程面白かった。実際夢中になりすぎて溺れそうになってしまった。人をそんなふうにさせる文章って、すごいと思う。本屋大賞1位に輝いたくらいの本だから、すでに読んでいる人も多いかと思いますが、読んでいない人にはおせっかいとわかっていながらついすすめたくなってしまうようなエキサイティングな本だった。

 と、すっかり話が逸れてきたけれども、話は戻り、本日より雨の季節。雨降るのが当たり前の季節なわけだし、だから自分を納得させるようなことをあれこれ書いたけれど、やっぱり自転車乗りたいなぁと言うのが結局本音のような気がしてならない。


結局5月で一番距離を走ったのは、この日の131.20kmだった。でも雨でコースカットがなかったら往復自走は無理だったかもしれない。


新緑の表ヤビツ。40分切りができなかったのは残念だけど、毎回とても楽しんだと思う。


そして久々のランドナーでの旅。かなり悩んで、宿の予約を入れたのは結局前日だったのだけれども、行って良かった。