湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

2021.10.3 一切経山・鎌沼

2021年10月03日 | 山・山スキーなど
 夕方、土湯温泉の共同浴場で汗を流し、浄土平の駐車場で車中泊。
 たまたま開催されていた天文台の星空観賞会に参加しようと列に並んだが、振り出した雨にすごすごと車に戻った。
 夜中トイレに起きたときには雨はあがり、くっきりとまではいかなかったけれど、空一面のきれいな星空を楽しめた。



 駐車場から短い時間で歩ける山ということで一切経山。
 紅葉がはじまったとは思えないような陽気のなかの山歩き。
 こんな山が身近にあるなんてなんて素敵なことだろう。



 酸ケ平の草紅葉。山もいいのだけれど、山の中の平らなところにある、お花畑とか湿原とか池塘とかはもっといいなと思う今日この頃。
 草花とか全然知らないにもかかわらず。



 上りはじめて振り返ると鎌沼。帰りに寄れたら寄ってみよう。



 ピークに到着してひと休みしてから上ってきたのと反対側のほうこうに歩いて行くと、息を吞むような青色の水面の五色沼を見下ろすことができた。
 どうやら魔女の瞳と呼ばれているらしい。下調べをしてこなかったこともあり、下手したら見逃すところだった。
 ちゃんと知識があったら、ここでひと休みしたんだけれどな。本当にきれいな水面だった。



 そして帰りに寄った鎌沼。ここは素晴らしい場所だった。沼の畔りを歩き、往路とは別のコースを辿ったのだけれど、
 歩きながら、心の奥底から静かな感動のようなものが体のなかに広がっていくのを抑えることができなかった。

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 一切経山への道と違い人がそんなに多くなかったこともあり、何度も立ち止まり、景色を楽しみ、同じような写真を撮った。
 いつになったら、心ゆくまでこういう場所でのんびり過ごせるようになるのだろう。



 鎌沼に別れを告げて帰り道。気持ちのいい木道をいつまでも歩いていければいいのだけれど、
 ぬかるんだ山道を歩かなくてはならないのが残念。でもそうそう楽ばかりしてこの景色は味わえないか。

 いつかまた訪れたいぞ。

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