湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

しょうもなく没

2007年02月27日 | 日常生活
 自分で言うのも何だけれども僕はどうでもいいことが結構好きである。どうでもいいことにひとりでウケてしまって怪訝な顔をされることもあるし、しょうもないことで大笑いして人を不快にさせることもたまにだけれどもある。ふざけてるんじゃないか、なめてるんじゃないかときっと思われるのだろう。

 ただそんなどうでもいいこと好きな僕でも、普段は面白く思えるしょうもないことがさっぱり面白く思えないこともある。心底くだらないと思えることもある。この日はそんな感じの日で、だから書いたものも当然少し真面目なものになった。ただ往々にしてそういったものはどこか角がたって、少々ピリピリした感じになったりしてしまう。冷ややかで硬く強張った感じになってしまう。

 そんなわけで、結構な字数のものを書いたにもかかわらず、結局アップはとりやめて没。そして朝からかなりグッタリしてしまったのだった。

 そんなことがあったにもかかわらず、この日はなぜか職場で「何か良いことでもあったの?」と突然訊かれて戸惑ったりした。何で急にそんなことを訊くんだろう?と一瞬不思議に思ったのだけれども、次の瞬間にすぐにその理由に気づいた。「げっ、もしかして俺鼻唄歌ってました?」と訊ねると、その人は少し悪そうに微笑みながら「うん」とこたえた。でもって「とっても機嫌良さそうに見えるわよ」と。

 去年の紅白以来何かと話題になっている『千の風になって』という歌を前日にはじめて聴いて素直に感動し、それを自転車に乗りながら口ずさんだりしていたのだけれども、そうか鼻唄まで歌ってたか。いやいや、これはまいりましたね。っつーか、結構恥ずかしかった。

 「いやいや、いいことなんか全然ありません。まったくもって、これっぽちもありません」ときっぱり全否定した自分が少しおかしかった。何もそんなにむきになって否定しなくてもいいだろうに。

 いいことというわけではないのだけれども、この日の収穫は、短いスカートをはいているというのにこれ以上ないというくらいのがに股でママチャリを漕いでいる女性を通勤途中に見かけたこと。あれは一体どういうつもりだったのだろうか?ついついスカートの中を気にするよりも、そんな不自然な漕ぎ方をする理由を真剣になって考えてしまった。今度出会うことがあったら、一応ペダリングは平行が一番らしいですけど、がに股よりかは内股気味のほうが良さそうですよと教えてあげることにしよう。没。

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