湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

蓑毛の手前で引き返す

2007年07月26日 | 自転車生活
 慌てず騒がずじっと静かに過ごすことを決めた4連休初日。この日は届くものがあったりなんだりで、午前中はずっと部屋で過ごした。そして午後になって、今日のうちに双龍に顔を出して置かせてもらってあるジャージをもらって来ようと思いたち、15時頃部屋を出た。

 ただ双龍に直接向かうのは面白くないなぁとまず向かったのが名古木。一応停滞中、沈没中なのでヤビツを頑張って上ったりする気はおきなかったのだけれども、リハビリがわりにとりあえず浅間山林道~日向林道というコースを走ってから双龍へ向かおうと思ったのだ。なんだかんだ言っても、それなりに前向きな気持ちだって持っているのだ!

 さて名古木までの道のりは、ヤビツでTTをするわけではないという安心感もあってか普段より若干ハイペース。Lemondに乗るのはほぼ1ヶ月ぶりくらいだったのだけれども、「なんだ結構走れるじゃん!」と少し気を良くした。しかしその気持ち良さも名古木に着いたときにはすっかり失われていた。

 疲れた・・・。やっぱ駄目だよ。全然駄目。心肺はともかく、足にきてしまった・・・。ここで“それなりに”という中途半端な前向きさは脆くも挫けた。

 それでも気をとりなおしてとりあえず蓑毛までの上りに入ったのだけれども、



 久々のきつい上りに苦しみ喘ぎながらふと気づくとなにやら雨らしきものが・・・。おいおい、今日は雨マークなかったはずなんですけどこれって意地悪ですか?いやいや、でもきっと多分通り雨みたいなものなんだろう、すぐやむだろうって思ったのだけれども、   



 結局そんなことはなく、雨はしっかりとした降りに。そうかよ、せっかく少し前向きになった人間にたいしてこの仕打ちかよ、とここで完全にいじけた。それでももう少し待ってみようと木の下で雨宿りをしていたのだけれども、雨は一向にやむ気配はなく、木の下ごときでは雨宿りとしての用がたせなくなってきた。元気なときでも雨のなか峠を目指すサイクリストではない僕はここで完全に諦め、ウエストバッグのなかのものをいつも持ち歩いているスーパーのレジ袋に入れて、まだ蓑毛のバス停にすら達していないにもかかわらず引き返すことに決めたのだった。

 ここからR134あたりまではほぼ雨のなかの走り。R134に出てからはほとんど雨はやんだのだけれども、今度はやたらお腹が減りだした。それで仕方なくコンビニでカップラーメンを食べた。林道も走れず、双龍にも寄れず、そして雨に濡れ、終いにはカップラーメンを地べたに座ってすすっている自分。本当は双龍で美味しい料理を食べるはずだったのに。いったい何のために出かけたのだろうか?と思わずにはいられなかった4連休初日。

 とてもではないがブログの更新なんてする気なんてせずに、夜はいじけて布団を涙でぬらして眠ったのだった(嘘)。

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