塩山のすき家で朝定食を補給し、大弛峠へ向かう。
ただ塩山から上る大弛峠というのは、正直あまり心躍るものではない。長野側からは標高差もそんなではないし、変化のあるガレたダート道ということもあって苦しみながらも楽しんで上ることができる。しかし塩山からだと標高差が2000mもある上に、琴川ダム(1464m)までは容赦ない陽射しがきつい単調であまり面白味のない道を上らなくてはならない。琴川ダム以降はちょっとしたプロムナード風味な道が続いたりして気持ちいいのだけれども、そこまでは練習にはいいかもしれないけれども、ある意味・・・というか自走の場合は確実にちょっとした試練である。
それでも自転車で上れるもっとも標高の高い峠というのは魅力的だし、長野側の荒れたダート道を下る楽しみだってある。2009年と2010年はダートの下りを楽しむ余裕はまったくなかったけれども、今年は装備が少ないのでもしかしたらごつくないタイヤでも楽しめるかもしれないという期待がある。そしてやはり大いなる達成感を得たいと思うと、どうしてもここを通らないわけにはいかなかった。
とまぁ、そんなことをあれこれ思いながら上りはじめたわけである。
ぶどう畑のなかの道を上りはじめながら振り返ると、どかーんと富士山が!
轍屋さんの夏合宿も含めると塩山から上る大弛峠は今回が4度目。すべて自走なわけだけれども、今回が一番天気が良い。暑さはきついけれども、やはり天気は良いほうがいい。
おかげで、単調に感じる琴川ダムまでの道も、今年はそんなに飽きずに上ることができた気がする。
ダムまであともう少しの場所にある天然の水場。ボトルにはまだたくさん残っていたのだけれども、せっかくなので入れ替える。
そしてようやく琴川ダムを越え、
好きな雰囲気の道へ!
ただこのあたりから右膝や右のアキレス腱、それから腰の痛みが強くなりはじめる。もともと調子が良くなかったので、まめに自転車から降りてちょっとしたストレッチをやっていたりしたのだけれども、防ぎきれなかったようだ。膝をかばうとアキレス腱の痛みが増すし、腰はちょっと後屈するだけで「うぐぐ・・・」といった感じ。まずいなぁ。
素晴らしい天気にだいぶ気持ちは救われているけれど。
プロムナード風なこちらも好きな道。
五丈岩が特徴的な金峰山と朝日岳。ちょっとガスってきた。そして、いたくてきつい!
ここまで来るとようやくあと少しと思える。
そしてようやく12時ちょうどくらいに標高2365mの大弛峠に到着。しかし学生の頃にあった立派な峠の看板はどこにいってしまったのだろうか?
今年は峠から展望の広がる夢の庭園まで歩くつもりでいた。でも嫌な感じの雲が出はじめていたので、少しだけ悩んですぐに下ることにした。2010年に峠の両側で降られた冷たい雨がかなりのトラウマになっている。ここらの展望に関しては、またの機会にということにしよう。確実にまた来る場所なのだから。
さて、では信州に向かってダートの下りいきますか~
大弛峠の信州側は荒れたダートで有名だけれども、今年は大きなサドルバッグをつけていないので、想像以上に楽しめる。もっとも大きなサドルバッグよりも、大きなサドルバッグを支えるサポーターの影響のほうが大きい気がするけれど、とにかく今年はこのタイヤにしてはかなり良い感じで下ることができた。
途中からまた青空が、
良い感じに!
ただ下るにつれてアキレス腱と腰の痛みが耐え難くなってきた。ダートの下りなのでほとんどサドルに座ることはできない。そうなるとペダルにつま先立ちみたいな状態が続き、それが痛みを余計にひどくさせたのだろう。途中からはクリートを外しシューズの中央部分をペダルにのせて下った。そして何回かとまって休憩をした。
あと少しの我慢。でも痛みさえなかったら、上りも下りも今年は今まで以上に楽しめていたはず。それが悔しく残念だ。でも原因は自分にあり、そしてはっきりしている。来年以降の課題だな。
ただ塩山から上る大弛峠というのは、正直あまり心躍るものではない。長野側からは標高差もそんなではないし、変化のあるガレたダート道ということもあって苦しみながらも楽しんで上ることができる。しかし塩山からだと標高差が2000mもある上に、琴川ダム(1464m)までは容赦ない陽射しがきつい単調であまり面白味のない道を上らなくてはならない。琴川ダム以降はちょっとしたプロムナード風味な道が続いたりして気持ちいいのだけれども、そこまでは練習にはいいかもしれないけれども、ある意味・・・というか自走の場合は確実にちょっとした試練である。
それでも自転車で上れるもっとも標高の高い峠というのは魅力的だし、長野側の荒れたダート道を下る楽しみだってある。2009年と2010年はダートの下りを楽しむ余裕はまったくなかったけれども、今年は装備が少ないのでもしかしたらごつくないタイヤでも楽しめるかもしれないという期待がある。そしてやはり大いなる達成感を得たいと思うと、どうしてもここを通らないわけにはいかなかった。
とまぁ、そんなことをあれこれ思いながら上りはじめたわけである。
ぶどう畑のなかの道を上りはじめながら振り返ると、どかーんと富士山が!
轍屋さんの夏合宿も含めると塩山から上る大弛峠は今回が4度目。すべて自走なわけだけれども、今回が一番天気が良い。暑さはきついけれども、やはり天気は良いほうがいい。
おかげで、単調に感じる琴川ダムまでの道も、今年はそんなに飽きずに上ることができた気がする。
ダムまであともう少しの場所にある天然の水場。ボトルにはまだたくさん残っていたのだけれども、せっかくなので入れ替える。
そしてようやく琴川ダムを越え、
好きな雰囲気の道へ!
ただこのあたりから右膝や右のアキレス腱、それから腰の痛みが強くなりはじめる。もともと調子が良くなかったので、まめに自転車から降りてちょっとしたストレッチをやっていたりしたのだけれども、防ぎきれなかったようだ。膝をかばうとアキレス腱の痛みが増すし、腰はちょっと後屈するだけで「うぐぐ・・・」といった感じ。まずいなぁ。
素晴らしい天気にだいぶ気持ちは救われているけれど。
プロムナード風なこちらも好きな道。
五丈岩が特徴的な金峰山と朝日岳。ちょっとガスってきた。そして、いたくてきつい!
ここまで来るとようやくあと少しと思える。
そしてようやく12時ちょうどくらいに標高2365mの大弛峠に到着。しかし学生の頃にあった立派な峠の看板はどこにいってしまったのだろうか?
今年は峠から展望の広がる夢の庭園まで歩くつもりでいた。でも嫌な感じの雲が出はじめていたので、少しだけ悩んですぐに下ることにした。2010年に峠の両側で降られた冷たい雨がかなりのトラウマになっている。ここらの展望に関しては、またの機会にということにしよう。確実にまた来る場所なのだから。
さて、では信州に向かってダートの下りいきますか~
大弛峠の信州側は荒れたダートで有名だけれども、今年は大きなサドルバッグをつけていないので、想像以上に楽しめる。もっとも大きなサドルバッグよりも、大きなサドルバッグを支えるサポーターの影響のほうが大きい気がするけれど、とにかく今年はこのタイヤにしてはかなり良い感じで下ることができた。
途中からまた青空が、
良い感じに!
ただ下るにつれてアキレス腱と腰の痛みが耐え難くなってきた。ダートの下りなのでほとんどサドルに座ることはできない。そうなるとペダルにつま先立ちみたいな状態が続き、それが痛みを余計にひどくさせたのだろう。途中からはクリートを外しシューズの中央部分をペダルにのせて下った。そして何回かとまって休憩をした。
あと少しの我慢。でも痛みさえなかったら、上りも下りも今年は今まで以上に楽しめていたはず。それが悔しく残念だ。でも原因は自分にあり、そしてはっきりしている。来年以降の課題だな。
峠から長野の山々を見た時は、ちょっと感動しましたが、同時に「いつかは自転車で…」と心に決めて早数年が経ってしまいました。憧れのままでなく機会を見つけて挑みたいですね。
お久し振りです!
ダート予想してなかったということは、ジープ系ではなく普通の車だったんでしょうか?もしそうなら自転車より余程大変な気が。運転が得意ではない上に整備とかも全然できない僕は、とてもではありませんが車で大弛は無理です(^^;
自転車での大弛峠越えも是非達成できるといいですね。時間さえあれば大弛小屋で1泊して、国師や北奥千丈岳や金峰などを歩いても楽しそうです。
>普通の車
…普通の乗用車でした。未舗装とは聞いてましたが、林道だとは想像してなかったのです。もっとも地元の乗用車も川上側から登っていたので、それを見て安心したってのもあります。帰宅後、クルマのそこここからカラマツの落ち葉がバケツいっぱい出てきたときには、もっと驚きましたが。
塩山からアプローチして佐久で味噌カツ食べてアガリ、ってのも良さそうです。
県境で舗装路と未舗装路がキッチリ分かれているのには驚きましたが、山梨県と川上村で管理している以上その差は如何ともしがたいですが、峠好きとしては川上村が舗装してくれないことを祈ってます。
普通車でしたか!
あの道を普通車はかなり大変ですよね。
バケツ一杯のカラマツの落ち葉はびっくりでしたね。
良いお土産になりましたね(^^;
僕も長野側はずっと今のままであって欲しいです。
20年前は山梨側も、当時はなかった琴川ダムまでは未舗装でした。山梨側舗装という話を聞いたときはかなり寂しい気持ちになったりもしました。
実際山梨側が舗装されて、峠の雰囲気もだいぶ変わったように思います。