湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

直江津集合!2012 1日目 レタスの川上村と馬越峠(1613m)

2012年08月27日 | MTB


 ようやくダートの下りを終えて、少し残念な気持ちなりながらもほっとひと息。そしてレタスの川上村へ下りてきた。



 振り返ると金峰や小川山方面の山々が立派だ。自転車も山登り&トレランもボルダリングも、そしてキャンプも楽しめるエリア。廻り目平のキャンプ場にテントを張って、すべてを楽しむというのをいつかやってみたい。



 ここらで少しだけだけれども、雨に追い立てられた。夢の庭園まで歩かず、すぐに下ってきたのはやはり正解だったか?



 疲れ、体のあちこちの痛みは相当つらくなっていたけれども、馬越峠へ向かう。2009年は川上村での雨宿りとそこまでの疲れで弱気になり、馬越峠を回避してしまった。そして2010年にヘロヘロになりながらもようやく馬越峠を越えることができた。今年は2010年に比べて荷物の軽量化が約3kg、そして自分の軽量化がだいたい4kg弱くらい。体のコンディション的には決して良くないけれども、ここで馬越峠を回避することは絶対にできないと思った。

 ただ、今回の馬越峠はほんとうに、ほんとうにきつかった。膝が、アキレス腱が、腰が、そしてお尻が悲鳴をあげていた。何度も何度も足をつき、そのたびにハンドルに顔を伏せた。そして少しして顔をあげると、うつろな目で呆然と目の前の坂を眺めた。とにかく久々に感じる自転車でのきつさだった。痛さだった。

 長距離は走っていなかったけれども、上る力だけを考えれば2年前より間違いなく向上しているはず。それに体重だって、荷物だって今回は少なくなっているのだ。でも体の痛みでこんな走りしかできない。これじゃ翌日だって走れるかわからない。情けなさと悔しさが込み上げてくるのを抑えることができなかった。



 標高差約400m、距離約6kmになんと1時間近くもかけて倒れこむように14時45分くらいに馬越峠に到着。大弛峠を越えたときよりも、ほっとした。



 そして切通しの峠から後ろを振り返り、少しだけ心が満たされた。



 さて、あとはとにかく佐久平までなんとか走ろう!

 佐久平に着いたのは16時40分頃。簡単に食事を済ませ、コンビニでアイスを買って食べ、健康ランドにチェックイン。汗だけ流して、即効で水風呂に向かって下半身のクールダウン。膝の痛みは少し良くなった気がするのだけれども、そのかわり右のアキレス腱の腫れが気になる。

 疲れと体のほてりと眠気がひどく長く風呂に入っていることはできなかった。すぐに仮眠スペースにうつって、そのまま気づいたら寝落ちしていた。一応耳栓とアイマスクを持っていったのだけれども、まったく必要なかった。

 1日目の走行距離 248.01km

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