その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

花垣

2014-10-11 07:54:47 | 暮らし

生垣があるなら、花垣があってもいいじゃないか (by 夢屋)

『夢屋農園』の一角で『ミチばぁ』が作っている畑の「もってのほか(菊)」で花の生垣が出来上がりました。本当は、支柱を立てて菊を固定してあげなければいけないのですが、年寄りのやることだから、支柱にマイカー線で支えた程度…花の重みに耐えかねて、枝が南へ北へ…これはこれできれいな秋の生垣ではあります。
新潟県の一部や山形県では、菊花を食べる食文化があります。小菊を刺身のツマに使う程度ではなく、花をちらし軽く茹でて、お浸しや酢の物として秋の彩に使い、場合によっては菊花をそのまま天ぷらにすることもあります。一般的には、ホウレンソウに添えられ、または、和えられてお出しするのが上品なおもてなし…しかし、これだけ大量の「もってのほか」をホウレンソウの添え物にしていたのでは、ひと秋食べても食べ尽くせません。お百姓さんの流儀は、大量に茹でて平鉢にてんこ盛りにして提供します。気が利いた方は、クルミなどを刻んでトッピングしたりもしますが、男の料理は豪快に…の場合は、丼鉢で醤油をぶっかけてどうぞ^^;
シャキシャキとした食感と「キドサ(苦味やえぐ味)」を楽しむのであります。

今日は朝露に濡れた「もってのほか」をレジ袋ふたつに大量に収穫しました。我が家のオッカーも「もってのほか」は好物のようであり、嫌な顔をしないで、日中、ひと袋の花をちらし夕飯のおかずの一品になりました。もうひと袋は、昔小料理屋をしていた『むらババ』にお届け…『むらババ』一家も「もってのほか」が大好きで、笑顔でプレゼントを受け取ってくれました。


啄木が愛した大森浜から立待岬を臨む

地元のスーパーでは、パック詰めで98円だから、決してお安い食材ではありません。地元の料理屋に卸したり、花をちらしてすぐ使えるようにすれば、少しは売れる旬の食材となるのだろうけれど…「畑で作ったホウレンソウとセットで朝市に出しても、菊花単品の方が売れたんだ。」という農家のお嫁さんの言葉が気にかかる。ただ、食材(原材料)を提供するだけでなく、調理方法や場合によっては調理したものを売る…当世風に合った売り方を考えるのも今後の展開の中では重要であると考える『夢屋』であります。
旬の美味しい物にありつくには、何でもひと手間掛けることが必要なのですが、忙しい主婦層は、そのひと手間にさく時間がないのであろう…ならば、ひと手間の押し売りまでしないと売れない…私でも出来る「丸なすの瓶漬け」が、夏の最盛期にひと瓶1,000円の値段で売れる時代なのだから。

明日は、茨城県日立市まで叔父たちを乗せて「兄弟会」のお手伝いであります。『夢屋国王』は甥っ子であるから、叔父たちの開く「兄弟会」には関係ないと言えば関係ないのでありますが、一番下の叔父も今年66才…「来年は、車を運転してそっちまで(山形まで)行けないかも知れないなぁ。」などと体力の落ちたことを嘆かれると、気の良い甥っ子は「叔父孝行」を行うのでありますよ^^;
当然、今朝摘んだ「もってのほか」のお浸しと「秋ナスの瓶漬け」を晩餐会前の箸置きに持参するつもりであります。子どもの頃に植え付けられた懐かしい味覚は、幾つになっても消えないものなのでありますから…。

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みそら

2014-10-10 12:09:08 | 暮らし

「田吾作」自慢の味噌ラーメン

「今日は、現場作業だから。」とオッカーに告げ、朝から作業服に身を包み、釣竿を持って現場に出掛ける…釣竿?
はい、昨日『夢屋国王』のところに『関師匠』が訪れ、彼の代休を消化するため、明日は天気も最高ですから釣りに行きませんか?と半ば強引に国王を誘い、意思の弱い『夢屋国王』は年休を利用して、ヘラ鮒釣りに付き合うことを約束してしまったのであります。先の土日に北海道函館に旅行し、今週末は茨城県に出掛ける予定の『夢屋国王』は、オッカーにヘラ鮒釣りに出掛けるなどと言えるはずもなく、現場作業に行くという究極の言い訳と作業服を着て偽装し、朝、家を出たのでありますよ^^;

もう2年以上も「田吾作(釣り堀)」の味噌ラーメンを食べていないし、北海道の釣行は雰囲気を味わっただけだから、少しばかり釣竿に重みを掛けるのも悪いことではないと思い、空白の日程の癖に、手帳(スケジュール)を確認するフリをして、「丁度、明日は空いているなぁ~!」などと言って、仕方なく『関師匠』の誘いに乗るポーズをする『夢屋国王』…早朝から出掛ける訳にはいかないから、定時の出勤時間に家を出るからなどと、『関師匠』にもアリバイ工作をお願いしたのであります。

山形市在住の『山形組事務局長さくら子ちゃん』は、きっちり取り込んだところまで写さないと、釣ったことを認めてくれないので、今回は掛けてから取り込み、釣台で針を外したところまで連続でUpしてみました^^;
実にポカポカとした陽気で、仕事などしている人の気が知れない…1年の内で、こんなお天気の中で釣りを楽しめるなどと言うことは、ほとんど無く、誘ってくれた『関師匠』に心から感謝したのでありますが…。


お礼に、人相の悪い『関師匠』の画像もUpしておきましょう^^;

ちなみに、3時で納竿し、早めに帰宅してから、台風19号に備え『第2サティアンテラス』の大幅改修を行い、山形県特産の菊の花「もってのほか」を収穫し、夜は月明かりで脱穀後の稲わらを干すためにハセ掛けに再度掛け直し…結構、穴埋めの仕事はこなしているのでありますよ。まぁ、ウソはいけないけれどね^^;

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じっと手を見る

2014-10-09 19:07:12 | 暮らし

何という名の花なのでしょう?

台風18号の余波で降った雨は畑を潤し、秋野菜は少しだけ勢いを増したような気がします。これから約1ヶ月でどれだけ成長するのでしょうか…その一方で、この夏に恵みを与えてくれた夏野菜の残渣を片付ける季節でもあります。『夢屋水田』のハセ掛けした稲は脱穀調整を終えましたが、稲わらが残りました。しかも、雨に濡れてしまって…。
このまま放って置くわけにも行かず、もう一度、杭にかけ直して乾燥させ、数本の稲わらで「ツナギ」を作り、2束(にそく)=12束(たば)をひとまるき(ひとまとめ)にして結束し、最後は隣町の畜産農家で敷き藁として無償で使って頂く予定です。『エコファーム夢屋』を目指すのであれば、稲わらをビニールのマルチ替わりに使うべきでありますが、如何せん保存場所が無いのであります。昔であれば、有畜…ヤギや羊程度は、各農家で飼育しており、その家畜の敷き藁や農業用の資材…「ツナギ」や縄として活用もしたのでありましょうが、今は石油製品に取って替られてしまっています。
農家専門の量販店では、マルチ(敷き藁)用に綺麗に「すぐった(葉をすいた)」状態のわら束が、ひと束300円位で販売されています。『夢屋水田』の稲わらが総て売れるならば、今年の米価と比べれば、米代金以上の売上になるのではないだろうかなどと考える『夢屋国王』であります。このように、循環型の社会を目指そうなどと宣言しても、労力や金銭的な問題から、循環(再生産)サイクルの一部がぷっつりと途切れているのでありますよ。


五稜郭前の道路に置かれた彫刻

誰もがやることを、みんなと同じようにやっていたのでは、みんなと同じように貧乏な百姓で終わってしまう。だから、何か他所様とは違った方法論で作物に他所様とは違った付加価値を付ける必要があるのですが、そのためには、それなりの労力というものが必要になってくるのであります…労働生産性の低下…そんなつまらないことをしているのであれば、即、現金収入につながる勤めに出れば良い…こうして『百姓道』は衰退していくのであります。(こんなことを書いていても、肌寒い朝に、金にならない雨に濡れた稲わらを杭に掛けている姿は、決して格好の良いものではない。)
これから収穫する里芋の「ずいき(葉柄)」も手間を掛けて「ずいき干し」にすれば、山形の味覚「納豆汁」には欠かせない食材となり、スーパーでは高値で取引されるのでありまして、「手間 = 金」という簡単な数式は見えるのでありますが、納豆汁さえ作り方を知らない若奥様に、「ずいき干し」は美味しいですよと講釈しても使って頂ける訳もなく、食文化の衰退もまた『百姓道』の衰退の一因であると考える『夢屋国王』であります。

「はたらけど はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る」と詠った「石川啄木」…函館を愛したと言われる彼の作品をパロッたブロンズ像にいたく心を惹かれた朝…やっぱり、アイディア勝負で行くしかないかなどと、無い知恵を絞りだそうともがき苦しむ『夢屋国王』でありますよ。

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恵みホワイト

2014-10-08 22:54:26 | 暮らし

ヘラバッグが一日遅れで届きました。

出稼ぎ先は、まだ北海道(函館)の旅行の話題で盛り上がっております。そして、山形県出身の朝倉さやさんの「方言革命」という、全曲山形弁での方言カバーアルバムがウケております。
そして、『夢屋農園』の樹上完熟ミニトマト「アイコちゃん」も非常に糖度が上がり、職場でウケております。とある女子職員が、250円で買うと言ってくれました…どうして250円なのか謎でありますが、こちらから値付けをしないでお客様からの値付け、雨除けハウスで栽培し水を極力与えないで完熟させた「アイコ」は、皮が思いのほか固くなく甘い。農家からの直接買取りとスーパーなどでの販売価格を比較してみると、農家の手取り価格としては高評価であると考えます。

気を良くした『夢屋国王』は、早速、キャッチコピーを作り、おまけに箱詰めにして商品をお届けしました。
「40にして、この白さ!恵の健康は夢屋が守る。美容と健康に『夢屋』の『恵ホワイト、朝のサラダ5点盛りセット』。今ならあなた限定で9,980円」…このキャッチが効いたのか、無料配布のメロンが効いたのか…取り敢えず1,000円頂戴しました^^; 当然、悪ふざけの一環ですから、お金を頂く気などさらさら無かったのですが、受け取らなければ、また別のものでと気を遣わせる。ならば受け取って、お気に入りのトマトを追加でお届けすれば良いことと、割り切って考えることにしましたよ。

北海道の余韻は、次から次へと出てくるお土産にも現れるのでありまして、はこだてビールの「社長のよく飲むビール」は1本648円。通常の2倍のモルトと熟成期間をかけるので、アルコール度数10%の芳醇なビールであります。「最初の一杯は社長しか飲めません。」というキャッチに惹かれて、思わず資金繰りで苦労している友人『ノロ社長』へのお土産として購入いたしました。化粧箱が『夢屋特製 恵ホワイト』の箱に似ているような気がしますが…気のせいです^^;

『夢屋ファミリー』はタラバに満足し、友人『ノロ君』は地ビールに満足し、『夢屋国王』は美味しいものに出会った人の笑顔や驚きの顔を見て満足する。(おそらく、はこだてビールさんは、売上の伸びに満足していることでしょう^^;)こうして世の中は満足の笑顔に満ち溢れるのでありますよ。
「モノ作り」の究極の目標は、製品への対価を得ることも重要ですが、こうして消費者も生産者も笑顔になれること…真面目に取り組んだ良い商品は、必ずや人を笑顔にさせるものである…ん~、これを『夢屋農園』の社訓にして取り組むことにしよう。北海道を旅して、食にかける風土に触発された『夢屋国王』でありましたとさ。

ちなみに、食と風土(Food)は偶然の産物で、『夢屋』お得意の言葉遊びではありません^^;

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≧( ^ω^)≦ カニ!!仮面

2014-10-07 12:10:26 | 暮らし

A giant spider crab(タラバガニ♂)

18~20時の時間指定で配達をお願いしたはずのクロネコさんでありますが、何故か一人だけ先に午後2時には我が家に到着していたとのことであります。夕御飯に間に合わないことを考えれば、それはそれで問題はないのであります。『夢屋国王』の1ヶ月分のお小遣いの大半を使ったというのに、オッカーはこういうことには腹を立てません。いやむしろ、自分のお腹が痛まず、お腹が美味しいもので膨れることは大歓迎なようであります。まぁ深いことは考えず、今夜の『夢屋一家』は盛大に「カニ祭り」を開催するのであります。

残念ながら我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』は、悲しい犬の性として、甲殻類の消化分解酵素を持ち合わせていないらしい。(オッカーからの受け売りです。)ひとり寂しくケージに入れられているものだから、心優しき『夢屋国王』は、晩餐会に彼女を招待し、ポテトサラダに入っているニンジンを摘み出して「お~い!さくら~!!これが紅ズワイガニだどぉ~!」などとウソを並べ立てながら、彼女に与えるのであります。彼女もまた、魚介類の生臭さは苦手なようであり、むしろ、国王が与えるニンジンやジャガイモの方を好んでいるようでもあります^^;

ひとしきり満足した頃、何やら台所でガサゴソとやっていた我が家の長女にして、『夢屋企画』の専属イラストレーターである『有季菜先生』が、正義の味方『≧( ^ω^)≦ カニ!!仮面』と一緒に登場…こうして「カニ祭り」は終焉を迎えるのであります。(親子してバカやってます^^;)


ジャジャーン!≧( ^ω^)≦ カニ仮面登場!!

おお、何と平穏な一日の終わりであることか…美味しいものがあるということは、人の心を和ませるものであります。(取り敢えず、国王だけが北海道を旅行して来たことは、これで充分誤魔化せたし、例え函館山の夜景がとても綺麗だったとしても、お土産話は一切口にしない…これもまた、一家平穏に過ごす秘訣なのであります^^;)

台風18号も我が在所には大きな被害をもたらさず、稲刈りを終えた『夢屋農園』の10月は一段落をつけている状態であります。今年導入した防鳥糸『ハッ!鳥君』の効果は絶大であり、昨年までコスズメの襲撃で1.5俵強程度しか収穫できなかった「ヒメノモチ」が、今年は2.5俵強まで収穫することができました。私が旅行で不在の間に『クワちゃん』が脱穀調整を済ませてくれておりましたし、カラカラだった畑に台風余波の雨は十二分な潤いを与えてくれました。10月は身体を休ませる月…11月を迎えれば、また雪囲いに追われる季節となるのですから…。

ちなみに、「高田屋商店」でお願いした「タラバガニ」は予定日に到着し、ホテルから送った「地ビール」や着替えを詰め込んだ段ボール箱は本日到着しましたが、ホテルから同時に発送した『夢屋国王』の宝物である「ヘラバッグ」がまだ到着しておりません。クロネコさん!どうなってんですかねぇ…早くしてくれないと『≧( ^ω^)≦ カニ!!仮面』がお仕置きに出掛けることになりますわよ^^;

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函館の女

2014-10-06 19:26:27 | 暮らし

砂浜に はまなす一つ 夏の名残に (by 夢屋)

遥々来たぜ 函館~ぇ♪ 逆巻く波を 乗り越えて~ぇ♪ と、北島三郎演歌「函館の女」を歌いながら上陸のはずでありましたが、そろそろお年もお年ですから静かに旅の二日目を楽しむことにします。
『夢屋国王』の旅は、日頃の生活態度と同じで計画性がなく行き当たりばったり…ガイドブックに紹介された景色や味を再確認するような行動計画を立てたりはしません。そこで何かを発見できればアタリで、何も無ければハズレ…ほとんどの場合、目的もなく彷徨っているのだからハズレることはほぼありません。函館の旅の朝仕事(散歩)は、「五稜郭」の探索から始めることにします。「五稜郭タワー」に昇らないとあの見事な星型が確認できないと言われる「五稜郭」でありますが、何か星型あるいは突端の手掛かりがあるかも知れない。まずは五稜郭の裏門方向に歩いてみますと…。


何やら尖んがりが…振り返ると…


朝日で、堡礁の凹みに影が…


色々考えるに、自分の場所はココ!  

こんなバカバカしい遊びで充分ひとり楽しんでおります。12年前にオッカーと結婚10周年を記念して北海道を旅しましたが、五稜郭は外を車で走っただけで、タワーにも公園内にも入りませんでしたから、今回の探索は充分『夢屋国王』を満足させる結果でありました。例えば征服した証の記念撮影なんか、角度を把握しタイマーを使えばこの通り…

充分ひとり遊びを堪能しております。しっかりホテルの朝飯を食べて、ほとんど人は訪れないであろう「土方歳三記念館」なるものに出掛けることにします。ちなみに、前日、死ぬほど重い思いをして担いでいたヘラバッグとお土産は宅配便で早々に送り、宅配便で送るには不安なロッドケース(時価総額40万円相当の竹竿類が入っておりますので…)は手持ちになりますが、函館駅のコインロッカーに長物を格納する場所がなく…レンタカー屋さんでレンタサイクルもやっておりましたので、女子従業員さんに一時預かりをお願いしました。
「貴重品は入っていないでしょうか?」(従業員さん)
「ええ、ヘラ竿が50万円相当入っているだけです…。」(夢屋)
そんなことを言ったら、不安がられることは分かっているので、「大丈夫!貴重品は入っておりません。」とだけ言って中身は触れません。電動自転車のレンタル料が1,500円で、塞がっていたコインロッカーの値段が700円だったから十二分な節約になっております。(日本はとても安心できる国です^^;)
「土方歳三記念館」と「石川啄木記念館」の詳細は、また明日に譲ることにして、本日の昼食…(また、食物の話題です。)


函館駅前の「津々井軒」さん

函館名物「塩ラーメン」を頼んでみましたが、麺はモチモチとスープもあっさりしていて美味しかったですよ。ちなみに、トッピングは、チャーシューとメンマ、ナルトにホウレンソウ、ネギ…そして、麸。
食物の話題で今日は終わってしまいそうだ…そうそう、オッカーへのお土産(カニ)もしっかり宅配を頼んでおいたので、こうして優雅に函館を探索できるのであります。(つまり、行き当たりばったりと言っているが、オッカーへの義理を果たしているから自由行動ができる…気弱な『夢屋国王』であります。内緒^^;)

追記)
ところで、「オッカ~!!! カニ届いたぁ~?」(夢屋)


「は~い!届いてまぁ~す^^;」(オッカー)

こうして『夢屋一家』の平穏は保たれるのでありました。今日も一日が終わる…^^;

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函館の旅

2014-10-05 23:41:18 | 暮らし

蔵王の「御釜」です…今は、私、函館市内のホテルで爆睡中
(一昨日、蔵王の画像をUpしておいたのですが・・・)

と思いきや、ホテルのロビーにネット用のパソコンがあったので、いつものように朝っぱらからブログUpしております。私が一昨日思い描いた「未来予想図」では、北海道大沼における「ヘラ鮒」の釣果はオデコ(ゼロ匹)でありました。当然、釣れるポイントも分からないし、それはそれで仕方ないこと…ボートを漕ぎ出してから間もなく、手頃なワンドを見つけたのですが、北海道に来てチマチマ釣ることだけに執着するのも嫌でありますので、御覧のように「駒ケ岳」をロケーションに雄大な釣りを楽しみました。
途中、遊覧船の波を船の横腹に受けて、あわや転覆かなどという場面もありましたが、こうして全国ニュースにもならずブログUp出来ているのは大丈夫だった証拠です。短い時間ではありましたが、釣り糸を垂れたということに満足しております。

時間は遡りますが、寝台特急「北斗星」は、朝6時30分に函館駅に到着しました。寝ぼけ眼の『夢屋パーティ』を旧幕府軍(脱走軍)…新撰組土方歳三先生が迎えてくれました。

定番ではありますが、活イカを二匹ほど釣り上げて、朝飯の会場へ

『出稼ぎ先御一行様』とは別行動を取る予定の『夢屋国王』は、ワンコインの朝飯を無視し、時価…2,000円の三色丼を朝から頼んでおります…(いつものことですが、画像を残すことより先に食べてしまってます^^;)

『御一行様』は、昼のツアーコースで、二度目の海鮮丼ぶりを食べるご予定とか…『夢屋国王』の場合は、船上での昼食となるので、所詮コンビニ弁当であるから朝から奮発しました。(実は、昨夜、出稼ぎ先の出張で酒宴があり、ほとんど食事を取っていないのでありますよ。)
やっぱ、美味しかったぁ~^^; 少々奮発しても、こういう時は美味しい物を食べなくては^^;
それでは、本日の自由行動も『出稼ぎ先御一行様』とは別行動で自由にやらせていただきます。

さて、2日めの活動開始であります…。

そして、

特急「白鳥」、青森新幹線「はやて」、東北新幹線「やまびこ」、山形新幹線「つばさ」と乗り継いで、6時間で無事山形にたどり着きました。

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夢の中

2014-10-04 22:08:28 | 暮らし

稲わらで 「ツナギ」 というものを作ってます (by 夢屋)

このブログがUpされる頃は、恐らく寝台特急「北斗星」で爆睡中…携帯で投稿する技術もないので、画像を差し替えて帰ってからお土産話など。

北海道に行くというのに、実は「ヘラ鮒」釣り用の重いバッグとロッドケースを背負って出掛けて来ております。大沼という湖でヘラブナ釣りを楽しもうと思うのですが、何も旅行に行くのにヘラブナ釣りをしなくても良いのではないかと自分自身でも考え始めております。旅行で訪問する大多数の方々がガイドブックとやらで金太郎飴のような観光地を楽しむとき、私『夢屋』は、湖にボートを浮かべて観光客をボートから眺めてやろうじゃないの…などと、『そんぴん(へそ曲がり)』な考えを持って旅行に来ております。

それでは、また明日…聞いてもつまらない「お土産話」でも^^;


ホ~ホッホ^^;

ホテルのロビーに無料のネット用パソコンが置いてありましたので、実況中継を…函館の夜景をご覧ください。

 

 

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未来への準備

2014-10-03 12:52:48 | 暮らし

食えないと 分かっちゃいるけど ウリ三つ (by 夢屋)

今朝、出稼ぎ先の業務でお世話になっている『悪党K』のお嬢さん『ジュンコ先生』に電話をすると「この前頂いたメロン美味しかったです。今まで食べたメロンの中で一番だったような…。」などと、お世辞半分とは分かっていても嬉しい評価を頂きました。
「どんな風に作っていらっしゃるのかと家族で話してました。」(ジュンコ先生)
「ええ、毎朝、丁寧にオシッコかけてます^^;」(夢屋)
などと、シャイな『夢屋』は、照れ隠しに冗談をかますのであります。

他人に褒められるということは、幾つになっても嬉しいものであります。しかも、ご贈答用に売り出してますと出稼ぎ先で販売されたメロンに対して、昨日下した部下の評価がすこぶる悪く…それは反面、私が職場で無料提供したメロンが美味しかったという評価の裏返しなのでありますが、来年への意欲がまた増すのであります。さりとて、日々の作業経過は記録に残してはいますが、栽培上のコツというか技術が確立された訳でもなく、行き当たりばったりの栽培方法であるから、まだまだ発展途上の農園であります。

日中暑くて作業が出来ず、朝仕事がメインだった夏の日々が過ぎ去り、朝仕事が寒くて敬遠したくなるような秋の日々…焼くことを前提に田んぼに一旦仮置きした籾殻を少しばかり袋に集めて来ました。「白ウド」の遮光栽培用の材料として冬を越し、来年使うための物であります。一部はご近所さんへの迷惑を考えながらも「燻炭」にして土壌改良材やホウレンソウの伏せ土替わりに使う予定であります。子どもの頃に傍らで見ていた、祖母がやっていた昔ながらの栽培方法を真似ているだけ…「燻炭」…牛舎の敷き藁替わりに提供したり、焼却処分したりするしかない廃棄物も、手の掛け方次第では農業用資材として売りに出される。「燻炭」を効率よく作るには、こんな道具をこうしてああして…物忘れとオトボケは進んでおりますが、硬くなった頭もお金の事になると少しは回るようです。早速、『燻炭製造機第1号』を試作してみようなどと、意欲だけは一丁前なのでありますよ^^;

日々が新しいことへの挑戦の毎日だから飽きが来ない。2年前オーバーペースで働き過ぎて、途中動けなくなった経験と、その影響を引き摺り、さらに精神的なプレッシャーで意欲を失いかけた昨年の経験は決して無駄にはなっていない。さらには、お褒めの言葉を頂戴したから、意欲だけは一歩前進したようであります。明日の晩から寝台特急で北海道は函館という所に出掛けて参ります。また何か未来への素材を得られるような予感を胸に抱きながら…。

追記)『エコファーム夢屋農園』の「太陽光発電システム」は順調に作動し、友人『ノロ君』が2時間ほど耐久試験に付き合ってくれました。当然、ウイスキー片手の試験ではありますが…^^;

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太陽光パネル

2014-10-02 22:22:27 | 暮らし

文を読む 蛍のひかり 太陽光 (by 夢屋)

苦学を物語る「蛍雪の功」は、四世紀東晋の車胤が灯明の油が買えずに、蛍の光で勉学に励んだとの故事に由来する言葉ですが、『夢屋農園』の電源はホンダの発電機(ガソリンエンジン)であり、約2ℓの給油で消費電力にもよりますが約5時間程度、勉学(社交)用の明かりとバッテリーへの充電を行っております。9月30日現在、出光マイドカードで購入したガソリン価格は、リッター当たり161円でしたから、夜毎、功を成すために『第2サティアン』で勉学に励むと、@161円×2ℓ×30日 = 9,660円の燃料費(お小遣い)が必要になります…実際には、ロウソクや月明かり、充電器によるLED照明など消費電力を抑えているので、農作業用のガソリンと合わせても、多い月で30ℓ…4,830円程ですけれど。

『夢屋国王』は考えた…車胤(しゃいん)…Sun-shine…何たる偶然!中国の故事に習い、『夢屋王国』を発展させるには、太陽光発電に取り組むべきではないかと。日本国内を代表するシャープ、京セラ、東芝などの太陽光パネルは1枚当たり11万円~13万円。これを直接充電器(直流電源)に繋げば、LED照明位は充分賄えるのではないかと…しかし、夏場の扇風機や蛍光灯など交流電源を必要とする電気器具は使えないのでありまして、直流交流変換器は、各社とも規模によりますが30万円前後…とても、国王のポケットマネーで購入できる額ではないのであります。こういう場合は、サードパーティの製品が存在するのではと、ネット検索しますと…有りました。13万円でパネル、バッテリー、変換器、バッテリーモニター、過放電制御装置付きの優れものが…月1万円の燃料費を考えれば1年で元が取れる。そして、何より『エコファーム夢屋』という宣伝効果にも使える。
『夢屋農園』は、『夢屋王国』の外貨獲得のための実験圃場であるから、王国の試験研究費(出稼ぎ先の冬のボーナス)を当て込んで買っちゃいましたよ^^;

Oh~!電気回路図と頭の回路が弱い国王自らが、簡単な配線図を元に結線した制御機器…夕刻、蛍光灯が灯った時には感動ものでありましたよ^^;
最大出力340Wの電力を供給出来る(どの程度の時間使用可能か分かりませんが…)との謳い文句でありますから、格段に生活レベルが向上するはずであります。あくまで試験研究費(オッカー対策費)から支出した訳ですから、今後、出力試験、バッテリーの放電可能時間等、入念な試験研究を経て、一般家庭での運用が可能かどうかを調査する必要があります。(まぁ、こうして『第2サティアン』に入り浸る理由付けをするのでありますが^^;)
パネルは『第2サティアン本体』の屋根に取り付ける予定でしたが、冬場の雪とメンテナンスを考え、一旦単鋼管を使って地上に設置しました。ということで、朝のミーティングにやって来た『クワちゃん』や友人『ノロ君』を放っぽって架台作りをしておりましたが、夕刻には『第2サティアンテラス(冬)』で太陽光発電システム導入のお祝いに、LED照明を点けてビールで乾杯…そう言えば、『第2サティアンテラス(冬)』に窓を付けろとの『ノロ君』からの要望が出されておりました。次の満月の夜までには、薪ストーブを焚きながら月を眺められる窓をどんな風に確保すれば良いのか…来るべき『第3次越冬隊員』派遣の日まで、必要な資材と生活環境を整える準備に追われる『夢屋国王』でありましたとさ^^;

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