その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋のオフ日

2014-10-14 12:18:48 | 暮らし

陽に目覚め 夕に目を閉ず 睡蓮花

「秋の収穫祭」と銘打って各地でイベントが催されているのに、台風19号の影響による雨で台無しの体育の日…連休最終日であります。農作業が一段落した連休の二日間は、叔父貴たちの兄弟会を茨城県でセッティングし、今日はまったくのオフ状態でありますが、コンバイン刈りした『夢屋本田』の刻まれた稲わらを焼きたい。ハセ掛けした稲わらを結束して処分したい。などと、オフとは言いながら雑用は山積みであります。
オッカーが「今日は何をするの?」と聞くから、「わら焼きをする。」と応えたものの、地元「高畠ワイナリー」の秋の収穫祭(ワイン祭り)に行きたがっていると感じた『夢屋国王』は、「午後からワイン祭りにでも行くかい?」と水を向けると「いいねぇ…^^;」との応え。今日は、家族サービスに徹するかなどと仏心を出すものの、雨が…。まぁ、巷では離婚間近と噂されている『夢屋夫妻』の休日はこんな塩梅であります^^;

ならば、気兼ねなく雑用をさせていただきます。籾殻を集めて薫炭作り、ご注文いただいている敷き藁用の稲わらを10個(一束…6束×2×10)ほど作り、「山形青菜」を間引き浅漬けに…『サティアンテラス』を補修し、薪ストーブ用の木を切る。来年用に残していた、だだちゃ豆1号を結束して種を取るために乾燥させて…結構、オフと言いながら雑用はあるものであります。
さすがに、ポツリポツリと雨が降り出した午後は、太陽光発電の耐久試験のために、DVD鑑賞会を実施しながら消費電力の状況を確認してましたけど…^^;


茨城県北茨城市の「鹿の湯松屋」さんのお風呂です。
鉄分が多いため、お風呂が真っ赤っか…タオルが染まります^^;

友人『ノロ君』は、歯肉炎で顔面が腫れ、大変な連休を過ごしたようであり、腫れが引くまで禁酒との厳命が下されたとか…手持ち無沙汰な夕刻は、兄弟会をセッティングしたお礼に従弟から頂いたブランデーなどをチビリチビリと嗜むのであります。
いくら食感が良いと言っても、大量に摘んだ「もってのほか(菊花)」を食べるかと聞いても、さすがのオッカーも飽きてしまったようで、要らないと言う。ならば、遅くに植えたインゲンがようやく収穫できそうだからと夕食の一品に自宅に持ち帰ると、素揚げして生姜醤油で…「とにかく、食べてみて!」と言うオッカーに急かされて、ひとつ摘むとこれが…甘~い^^; 「何でこんなに甘いの?」と聞かれても、国王にも分かりません。雨除けハウスの中で栽培した夏採りのインゲンも、柔らかく地肌がきれいで美味しい素材でしたが、今日収穫したインゲンは、とにかく甘い。こうした食材の美味しさをどうお伝えすれば良いのでしょう…?
地場ものとして、店頭に出すことは簡単ですが、この美味しさまで伝えることが出来ない。やっぱ、実演販売するしかないか…。こうした感激をお客様(消費者)に伝えることが出来るならば、絶対買ってもらえるし、売る方だって笑顔を見ることができる…オフ日と言いながら、プチ感激を味わった連休最終日でありましたとさ。

コメント (7)
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