砂浜に はまなす一つ 夏の名残に (by 夢屋)
遥々来たぜ 函館~ぇ♪ 逆巻く波を 乗り越えて~ぇ♪ と、北島三郎演歌「函館の女」を歌いながら上陸のはずでありましたが、そろそろお年もお年ですから静かに旅の二日目を楽しむことにします。
『夢屋国王』の旅は、日頃の生活態度と同じで計画性がなく行き当たりばったり…ガイドブックに紹介された景色や味を再確認するような行動計画を立てたりはしません。そこで何かを発見できればアタリで、何も無ければハズレ…ほとんどの場合、目的もなく彷徨っているのだからハズレることはほぼありません。函館の旅の朝仕事(散歩)は、「五稜郭」の探索から始めることにします。「五稜郭タワー」に昇らないとあの見事な星型が確認できないと言われる「五稜郭」でありますが、何か星型あるいは突端の手掛かりがあるかも知れない。まずは五稜郭の裏門方向に歩いてみますと…。
何やら尖んがりが…振り返ると…
朝日で、堡礁の凹みに影が…
色々考えるに、自分の場所はココ!
こんなバカバカしい遊びで充分ひとり楽しんでおります。12年前にオッカーと結婚10周年を記念して北海道を旅しましたが、五稜郭は外を車で走っただけで、タワーにも公園内にも入りませんでしたから、今回の探索は充分『夢屋国王』を満足させる結果でありました。例えば征服した証の記念撮影なんか、角度を把握しタイマーを使えばこの通り…
充分ひとり遊びを堪能しております。しっかりホテルの朝飯を食べて、ほとんど人は訪れないであろう「土方歳三記念館」なるものに出掛けることにします。ちなみに、前日、死ぬほど重い思いをして担いでいたヘラバッグとお土産は宅配便で早々に送り、宅配便で送るには不安なロッドケース(時価総額40万円相当の竹竿類が入っておりますので…)は手持ちになりますが、函館駅のコインロッカーに長物を格納する場所がなく…レンタカー屋さんでレンタサイクルもやっておりましたので、女子従業員さんに一時預かりをお願いしました。
「貴重品は入っていないでしょうか?」(従業員さん)
「ええ、ヘラ竿が50万円相当入っているだけです…。」(夢屋)
そんなことを言ったら、不安がられることは分かっているので、「大丈夫!貴重品は入っておりません。」とだけ言って中身は触れません。電動自転車のレンタル料が1,500円で、塞がっていたコインロッカーの値段が700円だったから十二分な節約になっております。(日本はとても安心できる国です^^;)
「土方歳三記念館」と「石川啄木記念館」の詳細は、また明日に譲ることにして、本日の昼食…(また、食物の話題です。)
函館駅前の「津々井軒」さん
函館名物「塩ラーメン」を頼んでみましたが、麺はモチモチとスープもあっさりしていて美味しかったですよ。ちなみに、トッピングは、チャーシューとメンマ、ナルトにホウレンソウ、ネギ…そして、麸。
食物の話題で今日は終わってしまいそうだ…そうそう、オッカーへのお土産(カニ)もしっかり宅配を頼んでおいたので、こうして優雅に函館を探索できるのであります。(つまり、行き当たりばったりと言っているが、オッカーへの義理を果たしているから自由行動ができる…気弱な『夢屋国王』であります。内緒^^;)
追記)
ところで、「オッカ~!!! カニ届いたぁ~?」(夢屋)
「は~い!届いてまぁ~す^^;」(オッカー)
こうして『夢屋一家』の平穏は保たれるのでありました。今日も一日が終わる…^^;
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