その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

だんだん

2014-10-22 12:09:31 | 暮らし

山には山の愁いあり 海には海のかなしみや
ましてこころの花園に 咲きしあざみの花ならば
「あざみの歌 作詞 横井弘 作曲 八洲秀章」

茨城県で撮影したアザミの花であります。一括りでアザミと言ってしまいますが日本では約100種ほどあるとか…「タチアザミ」という種でしょうか正確な同定は出来ません。
友人『貧乏父さん(H.N.)』は最近ブログネタに困っているらしい。言霊を捻り出すのに、毎朝の便通と同じ苦しみ(私は野菜のお陰で快便でありますが、『父さん』のそれは、体型からして便秘であろうと勝手に想像するのでありますが…)を味わっているようであります^^; 斯く言う『夢屋国王』も、新たな発見画像を撮れないこの節、ブログネタに困ってしまうのであります。まして、毎朝の冷え込みがキツくなり、身体を動かすのが億劫になるからなおさらであります。
それでも毎朝5時には『第2サティアン』に篭もり、何かと画策する毎日ではありますが、このところの朝の労働はストーブの薪作り…近所の大工様から調達した古材をノコギリでセコセコと切り刻んでおります。暖を取るために薪ストーブに点火するのでありますが、ノコをひいているとストーブが温まるよりも早く、背中の辺りが汗ばんでくるのでありまして、こちらの方が暖房効率がよろしいようであります。『貧乏父さん(H.N.)』や友人『ノロ君』は、こうした苦労を知ってか知らずか、国王の労働の成果(薪)をちゃっちゃとストーブに投入し「いいねぇ…」とお気楽なコメント…まぁ、それはそれで国王のささやかなオ・モ・テ・ナ・シなのでありますから^^;


3年前の『柴犬コウ(本名:さくら)』デス^^;

薪ストーブの火を見つめながら夜が明けるのを待つのも一興であります。夏場のそれとは違い、ゆったりと自慢の『イレギュラーコーヒー』を飲みながら農作業を考え、例えそれが少ししか進まなかったとしても、何かに追い立てられるような慌ただしさはなく、それが、これからやって来る冬を迎え、来春の作物の準備作業であるから夢も膨らむというものであります。
こたつ布団をかじりながら寝ている『柴犬コウ(本名:さくら)』は、一体どんな夢を見ているのでありましょうか?かわゆかった彼女も3年が経てば、結構なお転婆娘に成長しました。『夢屋国王』の栽培技術は成長しているのだろうか?『さくら』を含む子どもたちの成長は、目を見張るものがあり、一方、お年を召した国王のそれは、衰えを見せることはあっても、成長が感じられない。『夢屋国王』の祖母がやっていた農作業の記憶をたどりながら、それを復元しているに過ぎないのではないだろうかと考える日々であります。
今年は、トマトで成果を上げた…虫に喰われて収穫皆無だったミズナも、植え付け時期を遅らせることで何とか無農薬で収穫できた。苗作りに失敗していたブロッコリーも何とか安定して収穫できるようになった…出来ないことを数え上げるよりも、出来るようになったことを数え自分を納得させる。年寄りの進歩は、自らの衰えが差し引かれる分、だんだんであります。
ああ「さくら」よ!お父さんを歓迎して、顔を舐めてくれるのは嬉しいが、犬歯をお父さんの鼻の穴に突き立てるのは勘弁してくれ…歓迎方法の加減というものを早く覚えて頂戴よ…だんだんと。「ツンデレさくら」にお願いする国王でありましたとさ^^;

コメント
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