食えないと 分かっちゃいるけど ウリ三つ (by 夢屋)
今朝、出稼ぎ先の業務でお世話になっている『悪党K』のお嬢さん『ジュンコ先生』に電話をすると「この前頂いたメロン美味しかったです。今まで食べたメロンの中で一番だったような…。」などと、お世辞半分とは分かっていても嬉しい評価を頂きました。
「どんな風に作っていらっしゃるのかと家族で話してました。」(ジュンコ先生)
「ええ、毎朝、丁寧にオシッコかけてます^^;」(夢屋)
などと、シャイな『夢屋』は、照れ隠しに冗談をかますのであります。
他人に褒められるということは、幾つになっても嬉しいものであります。しかも、ご贈答用に売り出してますと出稼ぎ先で販売されたメロンに対して、昨日下した部下の評価がすこぶる悪く…それは反面、私が職場で無料提供したメロンが美味しかったという評価の裏返しなのでありますが、来年への意欲がまた増すのであります。さりとて、日々の作業経過は記録に残してはいますが、栽培上のコツというか技術が確立された訳でもなく、行き当たりばったりの栽培方法であるから、まだまだ発展途上の農園であります。
日中暑くて作業が出来ず、朝仕事がメインだった夏の日々が過ぎ去り、朝仕事が寒くて敬遠したくなるような秋の日々…焼くことを前提に田んぼに一旦仮置きした籾殻を少しばかり袋に集めて来ました。「白ウド」の遮光栽培用の材料として冬を越し、来年使うための物であります。一部はご近所さんへの迷惑を考えながらも「燻炭」にして土壌改良材やホウレンソウの伏せ土替わりに使う予定であります。子どもの頃に傍らで見ていた、祖母がやっていた昔ながらの栽培方法を真似ているだけ…「燻炭」…牛舎の敷き藁替わりに提供したり、焼却処分したりするしかない廃棄物も、手の掛け方次第では農業用資材として売りに出される。「燻炭」を効率よく作るには、こんな道具をこうしてああして…物忘れとオトボケは進んでおりますが、硬くなった頭もお金の事になると少しは回るようです。早速、『燻炭製造機第1号』を試作してみようなどと、意欲だけは一丁前なのでありますよ^^;
日々が新しいことへの挑戦の毎日だから飽きが来ない。2年前オーバーペースで働き過ぎて、途中動けなくなった経験と、その影響を引き摺り、さらに精神的なプレッシャーで意欲を失いかけた昨年の経験は決して無駄にはなっていない。さらには、お褒めの言葉を頂戴したから、意欲だけは一歩前進したようであります。明日の晩から寝台特急で北海道は函館という所に出掛けて参ります。また何か未来への素材を得られるような予感を胸に抱きながら…。
追記)『エコファーム夢屋農園』の「太陽光発電システム」は順調に作動し、友人『ノロ君』が2時間ほど耐久試験に付き合ってくれました。当然、ウイスキー片手の試験ではありますが…^^;